鳥海山 2017.8.4
2017.8.9 記
この春、何度もスキーで鳥海山に訪れました。
無雪期となると2006年に一度だけだったようで、11年ぶりとは驚き。
花の名山に、花盛りの時期に行かないなんて!
まぁ、昨年までは遠かったですからね。
◇コース◇
鉾立~御浜小屋~七五三掛~千蛇谷コース~新山~伏拝岳~七五三掛
~御田ヶ原分岐~鳥ノ海分岐~御浜・鳥海湖分岐~御浜小屋~鉾立
6:45 鉾立 出発
石畳は憂鬱ですが、無難にこちらのコースにしました。
賽ノ河原に近づくと花が増えてきました。
ニッコウキスゲ(日光黄菅:ユリ科 ワスレグサ属)
蕾もたくさん。斜面に咲いている姿はとても奇麗でした。
今年は残雪が多かったので、まだまだ咲いています。
賽ノ河原から先も、まだ石畳。
いつまで続くんだっけ?と思いながら歩きました。
8:20 御浜小屋
小屋は工事中で、作業されている方がいらっしゃいました。
公衆トイレの老朽化で、改装工事だそう。
目指す先が見えています。
手前は鳥海湖への斜面、春に滑ったなぁ~
扇子森までの登りではトウゲブキがたくさん。
御田ヶ原分岐まで下りながら、気になる斜面にはニッコウキスゲ。
ハクサンシャジン(白山沙蓼:キキョウ科 ツリガネニンジン属)
御田ヶ原分岐からは固有種であるチョウカイアザミやヤマハハコなど、
夏の終わりの花が咲いていました。
シロバナトウウチソウ(白花唐打草:バラ科 ワレモコウ属)
七五三掛の手前はお花畑でした。
ハクサンイチゲ(白山一華:キンポウゲ科 イチリンソウ属)
ハクサンフウロ(白山風露:フウロソウ科 フウロソウ属)
あと2回ほど雪渓を歩き、御室に到着です。
こちらに鳥海山頂美術館があり、無料で入れます。
素敵な写真が見られますので、ぜひ立ち寄りたいところですね。
それでは、新山に向かいましょう。
ここからは岩ゴロゴロです。
この時期の鳥海山を代表する花ですね。
岩場や砂礫の中にぎっしり咲いていました。
狭い山頂ですので、写真も順番待ちです。
一応、記念にパチリ。
ぐるっと回って降りる方向は岩場の距離が短いので、すんなりと。
最後に雪渓を渡り外輪山へ。
イワウメ(岩梅:イワウメ科 イワウメ属)
まだ咲いているとは、ビックリです。
他にもミヤマキンバイも見られました。
七高山へはこの間の5月19日行っていますので、今日はパス!
すぐなんですけれどね・・・
イワブクロ
北海道や東北で咲く花ですが、南限は鳥海山だとか。
行者岳あたりの斜面です。
ミヤマキンポウゲが揺れていました。
鳥海山を代表する花チョウカイフスマとイワブクロ、そして新山。
ハクサンシャジンの後ろに見えていますよ~
雲に覆われていて、なかなか見えなかった笙ヶ岳。
滑った斜面を思い出し、またまたニヤリ。
戻ってきました。
行きも見ましたが、この先のお花畑はステキ!
せっかくなので、鳥海湖をまわって御浜小屋に戻ることにしました。
少し遠回りですが、鳥海湖の近くを歩きたいので。
こちらでも、まだまだハクサンイチゲがたくさん。
近くにミツバノバイカオウレンも咲いていました。
この時期に見られて嬉しい~
あとは石畳をぐんぐん下るのみです。
これが案外しんどいのです。
15:25 鉾立 到着
無事歩きとおせて何よりです。
花の鳥海山、本当に見事で素晴らしかったです。
金曜日でしたが、人も結構歩いていて賑やかでした。
さすが、人気がありますね。
他のコースも気になるところですが、またそれは今度。
日帰り可能ですが、欲を言えばゆっくり泊りで訪れたいですね~
帰りは心地よい疲れが残り、運転は交替しながらのんびりと。
今日も楽しい一日でした!
Posted by tomomi 登山 | Permalink|[2017/08/04]
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