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2017.07

[07/27] 蔵王 御田ノ神 2017.7.27

2017.8.8 記

スキー仲間のT家が山形入り~
冬に続いて、また来てくれてありがとう♪

御田ノ神まで涼みに行ってきましたよ。
今年はこれで3回目。




入口からすぐに見えた景色。
ちょうど見頃かな?

キンコウカ(金黄花:ユリ科 キンコウカ属)

前回は蕾ばっかりでしたが、今日は沢山咲いています。

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サワラン(沢蘭:ラン科 サワラン属)

鮮やかなピンク、ビックリするほどの数。

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わぁ、かわいいね。

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なかなか逃げません。

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まだ逃げないので、さらにアップ。
ちょっとコワい!

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肉眼では見えないものが見えています!!!

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広がるキンコウカに感動。

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高層湿原は、本当に楽しいです。

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鳴き声がしたので、探してみるといました。
ウソです。

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ホソバノキソチドリ(細葉の木曽千鳥:ラン科 ツレサギソウ属)でしょうか?

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シロバナトウウチソウ(白花唐打草:バラ科 ワレモコウ属)

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クモキリソウ(雲切草:ラン科 クモキリソウ属)

別なところにひっそりと。

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行く度に違う景色を見せてくれます。
何度も訪れる人が多いのがわかりますね。

一面が黄色に染まり、とてもキレイでした♪

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[07/20] ベニバナ 紅花 2017.7.20

2017.8.8 記

朝日連峰に行った数日後、なんだか左のふくらはぎに違和感。
坂道になると、ちょっと痛い。

散歩がてら、白鷹町にベニバナを見に行ってきました。
片仮名よりも感じの紅花のほうが雰囲気がでますね。






その前に、車で登れる鳥海山に寄り道。
朝日連峰なんかが見られるはずですが、この日は雲の中。

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ヤマユリの蕾がたくさんあり、夏だなぁと。
セミの抜け殻。

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で、初めて見たベニバナ!
見事でした。

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トゲが鋭くてビックリ。
朝露でトゲが柔らかい時間に摘み取るとのこと。

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山形県の県花なんですね。
例年では7月上旬から中旬が見頃ですが、今年はちょっと遅れていたそう。
山形県内では各地の見頃の案内が出たり、イベントやお祭りがあったり。

一面に広がるベニバナは見ごたえがありました。
また来年!

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[07/15] 朝日連峰 大朝日岳~寒江山 2017.7.14.~15 2日目

2017.8.3 記

昨晩、19時前には寝てしまったような。
ぐっすりとよく眠れました。

今日はまずは、荷物を小屋において寒江山までピストンです。

5:10 竜門小屋 出発

目指す寒江山は見えていますが、以東岳には雲がかかっていて残念。

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雪渓の真ん中に空洞が。

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ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花:キンポウゲ科 キンポウゲ属)

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ほとんど荷物がないので、足取りも軽い。

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ミヤマウスユキソウ(深山薄雪草:キク科 ウスユキソウ属)

今日もたくさん見られました。

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群生地があちらこちらに。

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ハクサンシャジン(白山沙蓼:キキョウ科 ツリガネニンジン属)

咲き初めで、ぽつりぽつり。

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ハクサンイチゲ(白山一華:キンポウゲ科 イチリンソウ属)

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6:10~15 寒江山

残念ながら、雲が多くなり、もやーっとした景色。

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相模山方面

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ガスが晴れるような気配はなく・・・
早々に戻りました。
稜線は花がいっぱいなので、ピストンでも飽きることはありません。
寒江山といえばタカネマツムシソウですが、つぼみは沢山確認。
一面に広がる景色を見てみたいですね。

オノエラン(尾上蘭:ラン科 ハクサンチドリ属)

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ゆるやかなアップダウン。

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ヨツバシオガマ(四葉塩竃:ゴマノハグサ科 シオガマギク属)

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ハクサンフウロ(白山風露:フウロソウ科 フウロソウ属)

こちらもこれからですね。

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タカネアオヤギソウ(高嶺青柳草:ユリ科 シュロソウ属)

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竜門小屋のいわれとされている雪渓。
この雪渓が龍の形になるのはシーズン2日ほどとか。
小屋の中にその写真が貼られていましたよ。
まだまだ雪渓が大きく、とても龍に見えませんね。

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ミヤマホツツジ(深山穂躑躅:ツツジ科 ミヤマホツツジ属)

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イブキトラノオ(伊吹虎の尾:タデ科 イブキトラノオ属)

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ヒメサユリ(姫小百合:ユリ科 ユリ属)

昨日の比ではありませんが、こちらにも咲いていましたよ。

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ヨツバシオガマの白花です。

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7:15~35 竜門小屋

小屋に戻って、荷物を片付け、小屋番さんに挨拶をして下山です。
お世話になりました。

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7:50 竜門山 分岐

ここからユーフン山、清太岩山を越えて、あとは下るのみ!

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サンカヨウ(山荷葉:メギ科 サンカヨウ属)

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イワイチョウ(岩銀杏:ミツガシワ科 イワイチョウ属)

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ヒナザクラ(雛桜:サクラソウ科 サクラソウ属)

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振り返った竜門小屋です。

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ユーフン山が大きく見えます。
あれを越えて、さらに清太岩山か・・・
わかってはいるのですが、目の前にどーんと現れるとがっかり。

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8:30 ユーフン山

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ホシガラス♪

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8:55~9:10 清太岩山

ユーフン山から下って、ぐぐっと登ったところです。
ここで休憩~
これからの下りに備えます。

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まだ標高800mほど下らないといけません。
さぁ、頑張ろう~

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今日から世の中は3連休です。
登ってくる方とのすれ違いが何度かありました。
下りの私たちでも汗をかいていますから、登りは大変でしょう。

ぐんぐん下って、ようやく平らに。
でも、まだ急坂が待っています。

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11:00 日暮沢小屋 到着

清太岩山からの下りは長く感じました。
無事下山出来て何よりです。

たくさんのヒメサユリに出会えた今回、本当に驚きでした。
2日間、どっぷり歩けて大満足です。

あぁ、また行きたい♪

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[07/14] 朝日連峰 大朝日岳~寒江山 2017.7.14.~15 1日目

2017.8.1 記

約10年ぶりの朝日連峰です。
以前は秋に訪れ、素晴らしかった記憶が。
改めて、その時のブログを読んでみましたが・・・

随分と熱いね。
我ながらビックリ!

以前の記録はこちらから→朝日連峰 2006.10.14~16 1日目




◇コース◇

7/14(金) 日暮沢小屋~ハナヌキ峰~古寺山~小朝日岳~大朝日岳
       ~西朝日岳~竜門山~竜門小屋
7/15(土) 竜門小屋~寒江山~竜門小屋~竜門山~ユーフン山~日暮沢小屋




今シーズンは日暮沢小屋まで、車で入れるようになったとのこと。
林道歩き4㎞がなくなるのは、とてもありがたいですね。
周回コースを考えており、大朝日小屋に泊まる予定でしたが、
15日は天気が下り坂なので、14日に大朝日岳から竜門山の稜線を歩くことに。




5:10 日暮沢小屋 出発

大朝日岳を超えて、竜門小屋まで行くので早めの出発です。
途中お花に夢中になり、遅くなるのは間違いないので・・・

まずは林道歩きからスタート。
葉がうっそうと生い茂り、じめっとしています。

ショウキラン(鍾馗蘭:ラン科 ショウキラン属)

ちょっと傷んでいますが、いくつか株が見られました。

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沢沿いを進み、梯子を下りたり、注意を払いながら進むと、
方向が変わって急登が始まりました。
しばらくは、木の根っこを階段に黙々と登るのみ。

ハナヌキ峰を越えて、いったん下ったところで古寺鉱泉との分岐です。

7:30 ハナヌキ峰分岐

ブナ林は涼しいな。

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三沢清水
ホースから冷たくて美味しい水がじゃんじゃん出ていました。

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さらに登ると景色が開けてきて、それはもう最高な気分です。

障子ヶ岳のトンガリ

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月山、葉山(村山)

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月山
左の後には鳥海山がチラリ

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蔵王、その手前には白鷹山

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あ、咲いていました!

ヒメサユリ(姫小百合:ユリ科 ユリ属)

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蕾から開花までの様子みたい。

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8:40 古寺山

大朝日岳がどーんと見えて、たくさんのヒメサユリに囲まれて、
素晴らしいところです。

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少し休んでから、さぁ行きましょう。

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小朝日岳
巻き道も見えていますね。

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ヒメサユリの道が、まだまだ続きます。

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ノウゴウイチゴ(能郷苺:バラ科 オランダイチゴ属)

一面に広がっていました。

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9:30~40 小朝日岳

古寺山からは、なかなか進めませんでした・・・

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大朝日岳が近くなってきました。
避難小屋もくっきり見えます。

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小朝日岳からは急な下り。

斜面にはヒメサユリとニッコウキスゲが一緒に。

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トンボがたくさん飛んでいたおかげで、他の虫にはほとんど出会わず。
季節は進んでいますね。

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10:40~50 銀玉水
こちらも本当に素晴らしい水場です。
冷たいので、今まで持っていた水をこちらに入れ替え。

ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花:キンポウゲ科 キンポウゲ属)

ちょっと離れたところには、シナノキンバイも咲いていて斜面が黄色できれいでした。

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後ろには小朝日岳

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シラネアオイ(白根葵:シラネアオイ科 シラネアオイ属)

まだ雪渓が残っていて、咲き始めたところ。

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マルバシモツケ(丸葉下野:バラ科 シモツケ属)

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11:20~40 大朝日避難小屋

小屋番さんが迎えてくださり、色々とお話を伺いました。
三沢清水は一週間前くらいに水をひいたとでした。
美味しい水をいただけるのは、こうやって整備してくださる方々のおかげ。
本当にありがたいですね。

お話の後、斜面に広がるニッコウキスゲを案内してくださったり、
とても楽しかったです♪

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ムカゴトラノオ(零余子虎の尾:タデ科 イブキトラノオ属)

小屋のまわりにたくさん。

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もちろん、大朝日岳にも行きますよ。

11:55~12:15 大朝日岳

鳥海山、月山

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中岳の後ろに以東岳

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西朝日岳

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祝瓶山
どこから見ても、キリリとかっこいい!
飯豊連峰は雲の中でした。

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素晴らしい景色を堪能しました。
避難小屋まで戻りましょう。

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12:35 大朝日避難小屋 出発

随分とゆっくりしてしまいました。
まだ昼過ぎですので、竜門小屋まで行かれそうです。
鐘を鳴らして、皆さんに挨拶して出発。

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稜線上はお花だらけでした。

チシマギキョウ(千島桔梗:キキョウ科 ホタルブクロ属)

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ミネウスユキソウ(峰薄雪草:キク科 ウスユキソウ属)

これからなのでしょうか、確認できたのはここだけ。

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ミヤマウスユキソウ(深山薄雪草:キク科 ウスユキソウ属)

別名 ヒナウスユキソウ
こちらは沢山、でも終盤のものが多かったようです。

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他には、アカモノ、ウサギギク、イワイチョウ、ヨツバシオガマ、ハクサンチドリ、
イワカガミ、などなど、もう写真を撮るのに忙しかったです。
竜門小屋に着くのが何時になるか、ちょっと心配に。

金玉水はまだ雪の下でした。

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ヒナザクラ(雛桜:サクラソウ科 サクラソウ属)

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何度見ても嬉しいヒメサユリ♪

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ニッコウキスゲ(日光黄菅:ユリ科 ワスレグサ属)

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チングルマ(稚児車:バラ科 チングルマ属)

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振り返った大朝日岳

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ミヤマクルマバナ(深山車花:シソ科 トウバナ属)

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14:10 西朝日岳

やっぱり、ちょっと遅れ気味。
何度も何度も、お花に足止めを食らいました。

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稜線歩きは、本当に楽しい♪
竜門山の向こうに避難小屋が見えています。
小さなアップダウンが、じわじわと疲れた体にきますね。

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下った後は、もちろん登りが待っていますよ。

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もう、花ばかり追って、ノロノロもいいところ。

ミヤマダイコンソウ(深山大根草:バラ科 ダイコンソウ属)

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ミヤマリンドウ(深山竜胆:リンドウ科 リンドウ属)

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ハクサンイチゲ(白山一華:キンポウゲ科 イチリンソウ属)

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オノエラン(尾上蘭:ラン科 ハクサンチドリ属)

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ハクサンシャクナゲ(白山石楠花:ツツジ科 ツツジ属)

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15:15 竜門小屋
なんとか来られてよかった~

小屋には小屋番さん、登山者が8人いらっしゃいました。
11年前にお世話になったお礼を言って、2階に上がって一休み。

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こちらの小屋も水が豊富です。
朝日連峰は、水場に苦労しないのでいいですね。

夕方、小屋の周りを散策。

なんといっても、ミヤマウスユキソウでしょう。
もう少し早い時期のほうが見頃ですが、十分すぎるほど見られました。

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ネバリノギラン(粘芒蘭:ユリ科 ソクシンラン属)

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後ろ姿もかわいらしい。

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夕方の静かな景色。
今日もいい一日でした。

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この後、お2人増えて登山者は全部で12名。
ゆったりとスペースを使え、休まることができました。

明日も楽しみ。
2日目に続きます・・・

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[07/10] 蔵王 熊野岳~御田ノ神 2017.7.10

2017.7.21 記

蔵王のコマクサが咲き始めたらしい!
それならば、行ってみましょう~

今回は刈田の駐車場から熊野岳までのピストンです。
リフト脇の登山道から歩いていきます。

ハイマツも花をつけていました。

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マルバシモツケ(丸葉下野:バラ科 シモツケ属)

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今日はお釜がきれいに見えました。

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コマクサ(駒草:ケシ科 コマクサ属)

さっそく咲いていましたが、ちょっと遠いところが多く、
なかなか撮ることができませんでした。
少し歩くと、近くに咲いている場所があったので、パチリ。

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もっと近くで見たいのなら、こちら。
登山道の左右にたくさん咲いています。
偉そうに上から見てますね~

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オノエラン(尾上蘭:ラン科 ハクサンチドリ属)

コマクサと一緒に。
こちらも今日楽しみにしていた花です。

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行ったり来たり、ゆっくり眺めてきました。

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遠かったけれど、大きな株がありました。

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熊野岳まで行ってから戻ります。

アオノツガザクラ(青の栂桜:ツツジ科 ツガザクラ属)

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オノエランが沢山咲いていました。

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コケモモ(苔桃:ツツジ科 スノキ属)

目立たないけれど、かわいらしなぁといつも思います。

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イワカガミ(岩鏡:イワウメ科 イワカガミ属)

リフト脇の登山道にはまだまだ沢山。

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ハクサンチドリ(白山千鳥:ラン科 ハクサンチドリ属)

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刈田の駐車場に戻り、荷物をおいて御田ノ神に向かいます。

トキソウ(朱鷺草:ラン科 トキソウ属)

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ワタスゲ(綿菅:カヤツリグサ科 ワタスゲ属)

上からは真っ白に見えていたので、何かと思っていたら!

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サワラン(沢蘭:ラン科 サワラン属)

キンコウカの蕾が沢山あったので、この次は黄色に染まりますね。

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ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草:イチヤクソウ科 イチヤクソウ属)

こちらは道路わきに。

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上から。

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蔵王の音茶屋さんでご飯を食べて、帰宅。
美味しくておすすめのお店です。

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[07/08] 葉山(村山) 2017.7.8

2017.7.21 記

南から見ると、月山と並んでとても映える山です。
残雪期に訪れたことがありますが、その一度だけですので、
いつか歩いてみたいと機会をうかがっていました。

◇コース◇

葉山市民荘~どうたん通り~お花畑分岐~葉山~葉山神社(奥ノ院)~とんぼ沼
~葉山神社(奥ノ院)~葉山~お花畑分岐~お田沼~シャムコース分岐
~岩野コース~大円院跡~葉山市民荘




暑い暑い一日の始まり。
葉山市民荘の前には、里の名水・やまがた百選「長名水」が湧き出ており、
冷たくておいしいので、沢山汲んで出発です。

7:55 葉山市民荘 出発
林道を15分ほど歩くと、畑コース登山口に着きました。

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サイハイラン(采配蘭:ラン科 サイハイラン属)
ひっそいりと目立ちませんが、きれいですね。

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気持ちのいいブナ林なのですが、今日は暑い!

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ギンリョウソウ(銀竜草:イチヤクソウ科 ギンリョウソウ属)

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ユキザサ(雪笹:ユリ科 ユキザサ属)

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ツバメオモト(燕万年青:ユリ科 ツバメオモト属)

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途中、展望台もありますので、一休みにちょうどいいです。

御所山(船形山)うっすらですが

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面白山、大東岳

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神室岳、雁戸山、うっすら蔵王

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9:45 お花畑分岐 

この陽射しを遮るものがなく、見るからに暑そうです・・・

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アカモノ(赤物:ツツジ科 シラタマノキ属)

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ウラジロヨウラク(裏白瓔珞:ツツジ科 ヨウラクツツジ属)

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かなりアップですが、尾根の向こうに鳥海山が見えました。

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ハクサンシャクナゲ(白山石楠花:ツツジ科 ツツジ属)

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小僧森、大蔵森とアップダウンが続き、暑さもありしんどい。

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奥ノ院と続く尾根、そして鳥海山。
景色が良いので、頑張れます。

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大ツボ石は素晴らしい展望台でした。

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月山がどーんと。

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朝日連峰がずらり。

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10:45 葉山

少し進んで、葉山の山頂です。
登山道からちょっとだけ入ったところに三角点と標柱がありました。

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ゆるゆると進むと分岐に出ます。
小さな池塘がありましたよ。

ミツガシワ(三槲:ミツガシワ科 ミツガシワ属)

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クロサンショウウオの卵があったので、大喜び。

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イワナシ(岩梨:ツツジ科 イワナシ属)

この時期に見られるなんて。
そういえば、葉山は遅くまで雪が残っていましたね。
ここに来るまでの斜面にも所々雪があり、シラネアオイが咲いていたり。

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ゴゼンタチバナ(御前橘:ミズキ科 ゴゼンタチバナ属)

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ハクサンチドリ(白山千鳥:ラン科 ハクサンチドリ属)

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鳥居をくぐり、

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その先に奥ノ院です。

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ミヤマオダマキ(深山苧環:キンポウゲ科 オダマキ属)

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奥ノ院までの予定でしたが、
出発時に葉山市民荘のご主人よりその先のトンボ沼まで行ってみて、
とアドバイスをいただいたので、先に進みます。

11:10~25 トンボ沼
小さな湿原ですが、静かでいいところです。
ミツガシワが沢山ありましたが、花は終わり種子をつけていました。

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鳥海山

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トキソウ(朱鷺草:ラン科 トキソウ属)

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モウセンゴケ(毛氈苔:モウセンゴケ科 モウセンゴケ属)

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高層湿原はいいですね~
木道上に二人が足を延ばせるところがあったので、そこに座り休憩です。
まだまだ暑い稜線歩きが待っていますから、少し休まないと。




さぁ、下山しましょう。

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葉山の山頂を過ぎ、大つぼ石まで来ました。
いやぁ、暑いね。

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大増森、小僧森のアップダウン。
暑いよー

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12:35 お花畑分岐
ここで登ってきた畑コースではなく、岩野コースに向かいます。

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ミツバオウレン(三葉黄蓮:キンポウゲ科 オウレン属)

この辺りは雪が残りやすいようですね。
タムシバ何かも終盤ですが、咲いていましたよ。

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お田沼
こちらのミツガシワはこれから咲きそうです。

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13:00 シャムコース分岐
ここで、岩野コースへと下っていきます。

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緩やかな道から、岩が多くなりどんどん下ります。

100万ドルのドウタンですが、花はすべて終わった後!

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ブナ林は涼しいのですが、じんわり汗はかきます。

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うば様
こちらは優しいお顔に見えますね。

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八丁坂を下ると、道路が見えましたー
あそこを歩いて戻るのかと思うと、もうげんなり。

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14:00 大円院跡

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ここからアスファルトの道路を歩いて、葉山市民荘に戻ります。
無理ーーー

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でも、まぁしょうがないのでなるべく日陰を選びながら戻りました。

14:30 葉山市民荘 到着

最後は暑さに耐えました。
市民荘に着いたら、すぐに冷たい長名水をがぶ飲みし、
顔をバシャバシャ洗ってすっきり。
なんと、ありがたい水でしょうか。
自宅用にもしっかりいただいてきましたよ。




暑い一日でしたので、汗もたっぷりかいて、しっかり歩いた感があります。
こんな日はもう少し風が欲しいところ。はぁ、暑かった。

今度は別のコースから歩いてみたいですね!


...

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[07/07] 月山 2017.7.7

2017.7.19 記

一週間前に行こうと思った月山です。

◇コース◇

姥沢リフト上駅~姥ヶ岳~牛首~月山~牛首~牛首下分岐~姥沢リフト上駅




リフト売り場で、下りもリフトを使うようにと案内がありました。
姥沢までのルートはまだ安全確認が終わっていないとのこと。
はい、そのように。




リフトから降りて、まずは姥ヶ岳へ。
後に見えるは朝日連峰。

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昨年も同じ時期7月10日に歩いていますが、雪の量が全然違います。

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ミツバノバイカオウレン(三葉の梅花黄連:キンポウゲ科 オウレン属)

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チングルマ(稚児車:バラ科 チングルマ属)
姥ヶ岳に近づくと、まだお花畑が。
周りの方々も夢中になっています。

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イワカガミ(岩鏡:イワウメ科 イワカガミ属)

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ヨツバシオガマ(四葉塩竃:ゴマノハグサ科 シオガマギク属)

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ミヤマウスユキソウ(深山薄雪草:キク科 ウスユキソウ属)
フワッとしていてかわいらしい。

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あっちにも、こっちにも。

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ハクサンチドリ(白山千鳥:ラン科 ハクサンチドリ属)

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途中は雪渓歩きになりそうです。

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ヒナザクラ(雛桜:サクラソウ科 サクラソウ属)
東北では当たり前の白いサクラソウ科の花ですが、
こちらに来て日の浅い人間には毎度新鮮です。

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ウサギギク(兎菊:キク科 ウサギギク属)
あまり見つけられず。

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ウズラバハクサンチドリ(鶉葉白山千鳥:ラン科 ハクサンチドリ属)

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クロユリ(黒百合:ユリ科 バイモ属)
咲いていました~実は山頂付近だけではないのですね。

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雪渓歩き、ひんやりと気持ちがいいです。

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エゾノツガザクラ (蝦夷の栂桜:ツツジ科 ツガザクラ属)
アオノツガザクラとの中間型でしょうか?
そうなるとコエゾツガザクラ???交雑種は難しいですね。

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はっきりと分からないのですが、それはおいといて、
月山で見られたことが嬉しいですね。月山が南限だとか。

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月山の何が辛いって、この石の階段です。
足場が固く、疲れが倍増する気がします・・・

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ミヤマキンバイ(深山金梅:バラ科 キジムシロ属)

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イワイチョウ(岩銀杏:ミツガシワ科 イワイチョウ属)

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階段は辛いけれど、ミヤマキンバイに癒され、励まされ。

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ミヤマシオガマ(深山塩釜:ゴマノハグサ科 シオガマギク属)

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なんとか階段を登りきり、山頂が近くなりました。
クロユリの数は少ないですが、人が必ず覗き込んでいるので、
場所はわかりますよ。

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ネズミの被害で、随分と少なくなってしまったようですね。
また沢山咲くことを願うばかりです。

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これから開くものも。

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ホソバイワベンケイ(細葉岩弁慶:ベンケイソウ科 イワベンケイ属)

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月山神社でお祓いを受けてから、三角点へ。

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北月山への縦走路。

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東面には雪が~何ターンできるかな?

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ハクサンイチゲ(白山一華:キンポウゲ科 イチリンソウ属)

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山頂付近は雪がまだありますので、たくさん見られました。

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ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花:キンポウゲ科 キンポウゲ属)

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アオノツガザクラ(青の栂桜:ツツジ科 ツガザクラ属)
まだ咲き始め。

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すぐには下山せず、山頂付近をウロウロ。

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ようやく下山です。
下りも階段はしんどいね~

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ミネズオウ(嶺蘇芳:ツツジ科 ミネズオウ属)

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雪渓をつないで、どんどん下ります。

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リフトの下はニッコウキスゲ沢山咲いていました。

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春スキーの時からいましたね、ウルトラマン。

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無事下山。
雪融けしたら、また来たいなぁと思わせる月山でした。

...

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[07/02] 月山山麓 2017.7.2

2017.7.18 記

月山に行こうと姥沢の駐車場まで来たものの、
上空は雲に覆われて、風もかなり強い。
準備をして次々と山に向かう方々もいる中、はいUターン。
いいのか悪いのか、すぐに諦めてネイチャーセンターまで下りました。

今日は山頂方面にはいかず、下のほうで楽しみましょう。




センターからすぐのところにハンモックが!

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昼寝したい・・・

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ノビネチドリ(延根千鳥:ラン科 テガタチドリ属)

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オオバミゾホオズキ(大葉溝酸漿:ゴマノハグサ科 ミゾホオズキ属)

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しっかりとした橋がかかっていますよ。

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リュウキンカ広場はミズバショウのジャングルでした。

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リュウキンカ(立金花:キンポウゲ科 リュウキンカ属)
咲き残っていました。嬉しいね。

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ムラサキヤシオツツジ(紫八染躑躅:ツツジ科 ツツジ属)
こちらも咲き残り。

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エンレイソウ(延齢草:ユリ科 エンレイソウ属)

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風もなく、静かな水面です。

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いたいた!クロサンショウウオ♪

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オオカメノキ(大亀の木:スイカズラ科 ガマズミ属)

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ミズバショウ(水芭蕉:サトイモ科 ミズバショウ属)
まだまだ、ちっちゃいのも。

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ブナの森、見上げる巨木からはいつもエネルギーもらえる気がします。

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サンカヨウ(山荷葉:メギ科 サンカヨウ属)

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ノウゴウイチゴ(能郷苺:バラ科 オランダイチゴ属)

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水の中にゆらゆらと。

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ミツガシワ(三槲:ミツガシワ科 ミツガシワ属)

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のんびり楽しんで、お昼過ぎにネイチャーセンターに戻ってきました。
園の裏にクリンソウが咲いている、ということだったので、
場所を教えていただき見に行ってきました。

クリンソウ(九輪草:サクラソウ科 サクラソウ属)
蕾も多く、まだ楽しめそうな感じでした。

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半日でしたが、楽しい散策でした。

と、ここでクリンソウの場所を教えてくださった園の方より、お誘いが。
ネイチャーセンターでは毎日2回、森を無料で案内してくださっています。
せっかくですので、13時半からの案内に参加することに。




ふたたび森に向かいます。
自分たちだけと違って、色々と教えていただけるので楽しいですよ!

なぜかオトシブミがいっぱいある木。

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ブナの殻斗に白いキノコが~
ブナノシロヒナノチャワンタケだっけ?
教えていただいたのに、うるおぼえ。

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他にも、冬芽や虫こぶを観察したり、お花や葉っぱ、樹木のことなど、
沢山のお話があり、時間はあっという間にすぎました。

月山の湧水。
冷たくて、美味しかったですよ。

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見事なツルアジサイ。

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この日は私たちを含め5人の参加でした。
13時半から16時までたっぷり。
こじんまりとしたおかげで、質問や観察に時間が取れ、とても楽しかったです。
みなさんそれぞれがお気に入りの植物が見つかったり、
こんな風に学ぶと忘れなくていいですね。

ネイチャーセンターでは、毎日開催のものの他に定期的にイベントも行っており、
興味深いものが多いです。
また是非参加したいなぁ。

月山の山頂付近のお花も気になりますが、
森からも多くの楽しさをもらえた一日でした。

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