2017.07
- [07/27] 蔵王 御田ノ神 2017.7.27
2017.8.8 記
スキー仲間のT家が山形入り~
冬に続いて、また来てくれてありがとう♪御田ノ神まで涼みに行ってきましたよ。
今年はこれで3回目。
入口からすぐに見えた景色。
ちょうど見頃かな?キンコウカ(金黄花:ユリ科 キンコウカ属)
前回は蕾ばっかりでしたが、今日は沢山咲いています。
鮮やかなピンク、ビックリするほどの数。
ホソバノキソチドリ(細葉の木曽千鳥:ラン科 ツレサギソウ属)でしょうか?別なところにひっそりと。
行く度に違う景色を見せてくれます。
何度も訪れる人が多いのがわかりますね。一面が黄色に染まり、とてもキレイでした♪
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- [07/20] ベニバナ 紅花 2017.7.20
2017.8.8 記
朝日連峰に行った数日後、なんだか左のふくらはぎに違和感。
坂道になると、ちょっと痛い。散歩がてら、白鷹町にベニバナを見に行ってきました。
片仮名よりも感じの紅花のほうが雰囲気がでますね。
その前に、車で登れる鳥海山に寄り道。
朝日連峰なんかが見られるはずですが、この日は雲の中。
トゲが鋭くてビックリ。
朝露でトゲが柔らかい時間に摘み取るとのこと。
山形県の県花なんですね。
例年では7月上旬から中旬が見頃ですが、今年はちょっと遅れていたそう。
山形県内では各地の見頃の案内が出たり、イベントやお祭りがあったり。一面に広がるベニバナは見ごたえがありました。
...
また来年!(続きを読む)
- [07/15] 朝日連峰 大朝日岳~寒江山 2017.7.14.~15 2日目
2017.8.3 記
昨晩、19時前には寝てしまったような。
ぐっすりとよく眠れました。今日はまずは、荷物を小屋において寒江山までピストンです。
5:10 竜門小屋 出発
目指す寒江山は見えていますが、以東岳には雲がかかっていて残念。
今日もたくさん見られました。
ハクサンシャジン(白山沙蓼:キキョウ科 ツリガネニンジン属)咲き初めで、ぽつりぽつり。
残念ながら、雲が多くなり、もやーっとした景色。
ガスが晴れるような気配はなく・・・
早々に戻りました。
稜線は花がいっぱいなので、ピストンでも飽きることはありません。
寒江山といえばタカネマツムシソウですが、つぼみは沢山確認。
一面に広がる景色を見てみたいですね。オノエラン(尾上蘭:ラン科 ハクサンチドリ属)
こちらもこれからですね。
竜門小屋のいわれとされている雪渓。
この雪渓が龍の形になるのはシーズン2日ほどとか。
小屋の中にその写真が貼られていましたよ。
まだまだ雪渓が大きく、とても龍に見えませんね。昨日の比ではありませんが、こちらにも咲いていましたよ。
小屋に戻って、荷物を片付け、小屋番さんに挨拶をして下山です。
お世話になりました。ここからユーフン山、清太岩山を越えて、あとは下るのみ!
ユーフン山が大きく見えます。
あれを越えて、さらに清太岩山か・・・
わかってはいるのですが、目の前にどーんと現れるとがっかり。ユーフン山から下って、ぐぐっと登ったところです。
ここで休憩~
これからの下りに備えます。
まだ標高800mほど下らないといけません。
さぁ、頑張ろう~
今日から世の中は3連休です。
登ってくる方とのすれ違いが何度かありました。
下りの私たちでも汗をかいていますから、登りは大変でしょう。ぐんぐん下って、ようやく平らに。
でも、まだ急坂が待っています。清太岩山からの下りは長く感じました。
無事下山出来て何よりです。たくさんのヒメサユリに出会えた今回、本当に驚きでした。
2日間、どっぷり歩けて大満足です。あぁ、また行きたい♪
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- [07/14] 朝日連峰 大朝日岳~寒江山 2017.7.14.~15 1日目
2017.8.1 記
約10年ぶりの朝日連峰です。
以前は秋に訪れ、素晴らしかった記憶が。
改めて、その時のブログを読んでみましたが・・・随分と熱いね。
我ながらビックリ!以前の記録はこちらから→朝日連峰 2006.10.14~16 1日目
◇コース◇7/14(金) 日暮沢小屋~ハナヌキ峰~古寺山~小朝日岳~大朝日岳
~西朝日岳~竜門山~竜門小屋
7/15(土) 竜門小屋~寒江山~竜門小屋~竜門山~ユーフン山~日暮沢小屋
今シーズンは日暮沢小屋まで、車で入れるようになったとのこと。
林道歩き4㎞がなくなるのは、とてもありがたいですね。
周回コースを考えており、大朝日小屋に泊まる予定でしたが、
15日は天気が下り坂なので、14日に大朝日岳から竜門山の稜線を歩くことに。
5:10 日暮沢小屋 出発大朝日岳を超えて、竜門小屋まで行くので早めの出発です。
途中お花に夢中になり、遅くなるのは間違いないので・・・まずは林道歩きからスタート。
葉がうっそうと生い茂り、じめっとしています。ショウキラン(鍾馗蘭:ラン科 ショウキラン属)
ちょっと傷んでいますが、いくつか株が見られました。
沢沿いを進み、梯子を下りたり、注意を払いながら進むと、
方向が変わって急登が始まりました。
しばらくは、木の根っこを階段に黙々と登るのみ。ハナヌキ峰を越えて、いったん下ったところで古寺鉱泉との分岐です。
7:30 ハナヌキ峰分岐
ブナ林は涼しいな。
三沢清水
ホースから冷たくて美味しい水がじゃんじゃん出ていました。障子ヶ岳のトンガリ
ヒメサユリ(姫小百合:ユリ科 ユリ属)
大朝日岳がどーんと見えて、たくさんのヒメサユリに囲まれて、
素晴らしいところです。一面に広がっていました。
古寺山からは、なかなか進めませんでした・・・
大朝日岳が近くなってきました。
避難小屋もくっきり見えます。斜面にはヒメサユリとニッコウキスゲが一緒に。
トンボがたくさん飛んでいたおかげで、他の虫にはほとんど出会わず。
季節は進んでいますね。
10:40~50 銀玉水
こちらも本当に素晴らしい水場です。
冷たいので、今まで持っていた水をこちらに入れ替え。ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花:キンポウゲ科 キンポウゲ属)
ちょっと離れたところには、シナノキンバイも咲いていて斜面が黄色できれいでした。
まだ雪渓が残っていて、咲き始めたところ。
小屋番さんが迎えてくださり、色々とお話を伺いました。
三沢清水は一週間前くらいに水をひいたとでした。
美味しい水をいただけるのは、こうやって整備してくださる方々のおかげ。
本当にありがたいですね。お話の後、斜面に広がるニッコウキスゲを案内してくださったり、
とても楽しかったです♪小屋のまわりにたくさん。
11:55~12:15 大朝日岳
鳥海山、月山
祝瓶山
どこから見ても、キリリとかっこいい!
飯豊連峰は雲の中でした。随分とゆっくりしてしまいました。
まだ昼過ぎですので、竜門小屋まで行かれそうです。
鐘を鳴らして、皆さんに挨拶して出発。チシマギキョウ(千島桔梗:キキョウ科 ホタルブクロ属)
これからなのでしょうか、確認できたのはここだけ。
別名 ヒナウスユキソウ
こちらは沢山、でも終盤のものが多かったようです。
他には、アカモノ、ウサギギク、イワイチョウ、ヨツバシオガマ、ハクサンチドリ、
イワカガミ、などなど、もう写真を撮るのに忙しかったです。
竜門小屋に着くのが何時になるか、ちょっと心配に。金玉水はまだ雪の下でした。
やっぱり、ちょっと遅れ気味。
何度も何度も、お花に足止めを食らいました。
稜線歩きは、本当に楽しい♪
竜門山の向こうに避難小屋が見えています。
小さなアップダウンが、じわじわと疲れた体にきますね。ミヤマダイコンソウ(深山大根草:バラ科 ダイコンソウ属)
小屋には小屋番さん、登山者が8人いらっしゃいました。
11年前にお世話になったお礼を言って、2階に上がって一休み。
こちらの小屋も水が豊富です。
朝日連峰は、水場に苦労しないのでいいですね。夕方、小屋の周りを散策。
なんといっても、ミヤマウスユキソウでしょう。
もう少し早い時期のほうが見頃ですが、十分すぎるほど見られました。
この後、お2人増えて登山者は全部で12名。
ゆったりとスペースを使え、休まることができました。明日も楽しみ。
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2日目に続きます・・・
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- [07/10] 蔵王 熊野岳~御田ノ神 2017.7.10
2017.7.21 記
蔵王のコマクサが咲き始めたらしい!
それならば、行ってみましょう~今回は刈田の駐車場から熊野岳までのピストンです。
リフト脇の登山道から歩いていきます。ハイマツも花をつけていました。
さっそく咲いていましたが、ちょっと遠いところが多く、
なかなか撮ることができませんでした。
少し歩くと、近くに咲いている場所があったので、パチリ。
もっと近くで見たいのなら、こちら。
登山道の左右にたくさん咲いています。
偉そうに上から見てますね~コマクサと一緒に。
こちらも今日楽しみにしていた花です。アオノツガザクラ(青の栂桜:ツツジ科 ツガザクラ属)
目立たないけれど、かわいらしなぁといつも思います。
リフト脇の登山道にはまだまだ沢山。
トキソウ(朱鷺草:ラン科 トキソウ属)
上からは真っ白に見えていたので、何かと思っていたら!
キンコウカの蕾が沢山あったので、この次は黄色に染まりますね。
ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草:イチヤクソウ科 イチヤクソウ属)こちらは道路わきに。
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蔵王の音茶屋さんでご飯を食べて、帰宅。
美味しくておすすめのお店です。(続きを読む)
- [07/08] 葉山(村山) 2017.7.8
2017.7.21 記
南から見ると、月山と並んでとても映える山です。
残雪期に訪れたことがありますが、その一度だけですので、
いつか歩いてみたいと機会をうかがっていました。◇コース◇
葉山市民荘~どうたん通り~お花畑分岐~葉山~葉山神社(奥ノ院)~とんぼ沼
~葉山神社(奥ノ院)~葉山~お花畑分岐~お田沼~シャムコース分岐
~岩野コース~大円院跡~葉山市民荘
暑い暑い一日の始まり。
葉山市民荘の前には、里の名水・やまがた百選「長名水」が湧き出ており、
冷たくておいしいので、沢山汲んで出発です。7:55 葉山市民荘 出発
林道を15分ほど歩くと、畑コース登山口に着きました。
サイハイラン(采配蘭:ラン科 サイハイラン属)
ひっそいりと目立ちませんが、きれいですね。御所山(船形山)うっすらですが
この陽射しを遮るものがなく、見るからに暑そうです・・・
奥ノ院と続く尾根、そして鳥海山。
景色が良いので、頑張れます。少し進んで、葉山の山頂です。
登山道からちょっとだけ入ったところに三角点と標柱がありました。ミツガシワ(三槲:ミツガシワ科 ミツガシワ属)
この時期に見られるなんて。
そういえば、葉山は遅くまで雪が残っていましたね。
ここに来るまでの斜面にも所々雪があり、シラネアオイが咲いていたり。
奥ノ院までの予定でしたが、
出発時に葉山市民荘のご主人よりその先のトンボ沼まで行ってみて、
とアドバイスをいただいたので、先に進みます。11:10~25 トンボ沼
小さな湿原ですが、静かでいいところです。
ミツガシワが沢山ありましたが、花は終わり種子をつけていました。
高層湿原はいいですね~
木道上に二人が足を延ばせるところがあったので、そこに座り休憩です。
まだまだ暑い稜線歩きが待っていますから、少し休まないと。
さぁ、下山しましょう。
12:35 お花畑分岐
ここで登ってきた畑コースではなく、岩野コースに向かいます。この辺りは雪が残りやすいようですね。
タムシバ何かも終盤ですが、咲いていましたよ。
13:00 シャムコース分岐
ここで、岩野コースへと下っていきます。100万ドルのドウタンですが、花はすべて終わった後!
八丁坂を下ると、道路が見えましたー
あそこを歩いて戻るのかと思うと、もうげんなり。
ここからアスファルトの道路を歩いて、葉山市民荘に戻ります。
無理ーーー
でも、まぁしょうがないのでなるべく日陰を選びながら戻りました。14:30 葉山市民荘 到着
最後は暑さに耐えました。
市民荘に着いたら、すぐに冷たい長名水をがぶ飲みし、
顔をバシャバシャ洗ってすっきり。
なんと、ありがたい水でしょうか。
自宅用にもしっかりいただいてきましたよ。
暑い一日でしたので、汗もたっぷりかいて、しっかり歩いた感があります。
こんな日はもう少し風が欲しいところ。はぁ、暑かった。今度は別のコースから歩いてみたいですね!
...
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- [07/07] 月山 2017.7.7
2017.7.19 記
一週間前に行こうと思った月山です。
◇コース◇
姥沢リフト上駅~姥ヶ岳~牛首~月山~牛首~牛首下分岐~姥沢リフト上駅
リフト売り場で、下りもリフトを使うようにと案内がありました。
姥沢までのルートはまだ安全確認が終わっていないとのこと。
はい、そのように。
リフトから降りて、まずは姥ヶ岳へ。
後に見えるは朝日連峰。
昨年も同じ時期7月10日に歩いていますが、雪の量が全然違います。
ミツバノバイカオウレン(三葉の梅花黄連:キンポウゲ科 オウレン属)
チングルマ(稚児車:バラ科 チングルマ属)
姥ヶ岳に近づくと、まだお花畑が。
周りの方々も夢中になっています。
ミヤマウスユキソウ(深山薄雪草:キク科 ウスユキソウ属)
フワッとしていてかわいらしい。
ヒナザクラ(雛桜:サクラソウ科 サクラソウ属)
東北では当たり前の白いサクラソウ科の花ですが、
こちらに来て日の浅い人間には毎度新鮮です。
ウサギギク(兎菊:キク科 ウサギギク属)
あまり見つけられず。
ウズラバハクサンチドリ(鶉葉白山千鳥:ラン科 ハクサンチドリ属)
クロユリ(黒百合:ユリ科 バイモ属)
咲いていました~実は山頂付近だけではないのですね。
エゾノツガザクラ (蝦夷の栂桜:ツツジ科 ツガザクラ属)
アオノツガザクラとの中間型でしょうか?
そうなるとコエゾツガザクラ???交雑種は難しいですね。
はっきりと分からないのですが、それはおいといて、
月山で見られたことが嬉しいですね。月山が南限だとか。
月山の何が辛いって、この石の階段です。
足場が固く、疲れが倍増する気がします・・・
なんとか階段を登りきり、山頂が近くなりました。
クロユリの数は少ないですが、人が必ず覗き込んでいるので、
場所はわかりますよ。
ネズミの被害で、随分と少なくなってしまったようですね。
また沢山咲くことを願うばかりです。
ホソバイワベンケイ(細葉岩弁慶:ベンケイソウ科 イワベンケイ属)
アオノツガザクラ(青の栂桜:ツツジ科 ツガザクラ属)
まだ咲き始め。
...
無事下山。
雪融けしたら、また来たいなぁと思わせる月山でした。(続きを読む)
- [07/02] 月山山麓 2017.7.2
2017.7.18 記
月山に行こうと姥沢の駐車場まで来たものの、
上空は雲に覆われて、風もかなり強い。
準備をして次々と山に向かう方々もいる中、はいUターン。
いいのか悪いのか、すぐに諦めてネイチャーセンターまで下りました。今日は山頂方面にはいかず、下のほうで楽しみましょう。
センターからすぐのところにハンモックが!
オオバミゾホオズキ(大葉溝酸漿:ゴマノハグサ科 ミゾホオズキ属)
リュウキンカ(立金花:キンポウゲ科 リュウキンカ属)
咲き残っていました。嬉しいね。
ムラサキヤシオツツジ(紫八染躑躅:ツツジ科 ツツジ属)
こちらも咲き残り。
ミズバショウ(水芭蕉:サトイモ科 ミズバショウ属)
まだまだ、ちっちゃいのも。
ブナの森、見上げる巨木からはいつもエネルギーもらえる気がします。
のんびり楽しんで、お昼過ぎにネイチャーセンターに戻ってきました。
園の裏にクリンソウが咲いている、ということだったので、
場所を教えていただき見に行ってきました。クリンソウ(九輪草:サクラソウ科 サクラソウ属)
蕾も多く、まだ楽しめそうな感じでした。と、ここでクリンソウの場所を教えてくださった園の方より、お誘いが。
ネイチャーセンターでは毎日2回、森を無料で案内してくださっています。
せっかくですので、13時半からの案内に参加することに。
ふたたび森に向かいます。
自分たちだけと違って、色々と教えていただけるので楽しいですよ!なぜかオトシブミがいっぱいある木。
ブナの殻斗に白いキノコが~
ブナノシロヒナノチャワンタケだっけ?
教えていただいたのに、うるおぼえ。
他にも、冬芽や虫こぶを観察したり、お花や葉っぱ、樹木のことなど、
沢山のお話があり、時間はあっという間にすぎました。月山の湧水。
冷たくて、美味しかったですよ。
この日は私たちを含め5人の参加でした。
13時半から16時までたっぷり。
こじんまりとしたおかげで、質問や観察に時間が取れ、とても楽しかったです。
みなさんそれぞれがお気に入りの植物が見つかったり、
こんな風に学ぶと忘れなくていいですね。ネイチャーセンターでは、毎日開催のものの他に定期的にイベントも行っており、
興味深いものが多いです。
また是非参加したいなぁ。月山の山頂付近のお花も気になりますが、
...
森からも多くの楽しさをもらえた一日でした。(続きを読む)