月山 2017.7.7

2017.7.19　記

一週間前に行こうと思った月山です。

◇コース◇

姥沢リフト上駅～姥ヶ岳～牛首～月山～牛首～牛首下分岐～姥沢リフト上駅




リフト売り場で、下りもリフトを使うようにと案内がありました。
姥沢までのルートはまだ安全確認が終わっていないとのこと。
はい、そのように。




リフトから降りて、まずは姥ヶ岳へ。
後に見えるは朝日連峰。

昨年も同じ時期7月10日に歩いていますが、雪の量が全然違います。

ミツバノバイカオウレン（三葉の梅花黄連：キンポウゲ科　オウレン属）

チングルマ（稚児車：バラ科　チングルマ属）
姥ヶ岳に近づくと、まだお花畑が。
周りの方々も夢中になっています。

イワカガミ（岩鏡：イワウメ科　イワカガミ属）

ヨツバシオガマ（四葉塩竃：ゴマノハグサ科　シオガマギク属）

ミヤマウスユキソウ（深山薄雪草：キク科　ウスユキソウ属）
フワッとしていてかわいらしい。

あっちにも、こっちにも。

ハクサンチドリ（白山千鳥：ラン科 ハクサンチドリ属）

途中は雪渓歩きになりそうです。

ヒナザクラ（雛桜：サクラソウ科　サクラソウ属）
東北では当たり前の白いサクラソウ科の花ですが、
こちらに来て日の浅い人間には毎度新鮮です。

ウサギギク（兎菊：キク科　ウサギギク属）
あまり見つけられず。

ウズラバハクサンチドリ（鶉葉白山千鳥：ラン科 ハクサンチドリ属）

クロユリ（黒百合：ユリ科 バイモ属）
咲いていました～実は山頂付近だけではないのですね。

雪渓歩き、ひんやりと気持ちがいいです。

エゾノツガザクラ （蝦夷の栂桜：ツツジ科 ツガザクラ属）
アオノツガザクラとの中間型でしょうか？
そうなるとコエゾツガザクラ？？？交雑種は難しいですね。

はっきりと分からないのですが、それはおいといて、
月山で見られたことが嬉しいですね。月山が南限だとか。

月山の何が辛いって、この石の階段です。
足場が固く、疲れが倍増する気がします・・・

ミヤマキンバイ（深山金梅：バラ科 キジムシロ属）

イワイチョウ（岩銀杏：ミツガシワ科　イワイチョウ属）

階段は辛いけれど、ミヤマキンバイに癒され、励まされ。

ミヤマシオガマ（深山塩釜：ゴマノハグサ科　シオガマギク属）

なんとか階段を登りきり、山頂が近くなりました。
クロユリの数は少ないですが、人が必ず覗き込んでいるので、
場所はわかりますよ。

ネズミの被害で、随分と少なくなってしまったようですね。
また沢山咲くことを願うばかりです。

これから開くものも。

ホソバイワベンケイ（細葉岩弁慶：ベンケイソウ科　イワベンケイ属）

月山神社でお祓いを受けてから、三角点へ。

北月山への縦走路。

東面には雪が～何ターンできるかな？

ハクサンイチゲ（白山一華：キンポウゲ科　イチリンソウ属）

山頂付近は雪がまだありますので、たくさん見られました。

ミヤマキンポウゲ（深山金鳳花：キンポウゲ科　キンポウゲ属）

アオノツガザクラ（青の栂桜：ツツジ科　ツガザクラ属）
まだ咲き始め。

すぐには下山せず、山頂付近をウロウロ。

ようやく下山です。
下りも階段はしんどいね～

ミネズオウ（嶺蘇芳：ツツジ科 ミネズオウ属）

雪渓をつないで、どんどん下ります。

リフトの下はニッコウキスゲ沢山咲いていました。

春スキーの時からいましたね、ウルトラマン。

無事下山。
雪融けしたら、また来たいなぁと思わせる月山でした。