2017.06
- [06/29] 岩手山 2017.6.29
2017.7.17 記
秋田駒ヶ岳に続いて、こちらも10年ぶりに訪れました。
時の流れは早いものですね・・・
久しぶりに当時のブログを見て、随分と思い入れがあったもんだと驚き。
三ツ石山~岩手山 2007.9.30~10.1 1日目その1←こちらからスタートです。
長々と4回に渡り記録していました。
今なお、ダラダラとしてますが・・・
◇コース◇焼走り登山口~ツルハシ分れ~平笠不動避難小屋~岩手山 ピストン
沢山のコースがある岩手山ですが、今回は焼走りコースを選択。6:05 焼走り登山口 出発
森の中を緩やかに歩きます。
コケイラン(小蕙蘭:ラン科 コケイラン属)
ピンボケですが、嬉しかったので。
だんだんと斜度がきつくなってきて、黙々と歩くのみに。7:45 第2噴出口跡
溶岩流が広がっていました。ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草:イチヤクソウ科 イチヤクソウ属)
コミヤマハンショウヅル(小深山半鐘蔓:キンポウゲ科 センニンソウ属)
ハクサンチドリ(白山千鳥:ラン科 ハクサンチドリ属)
白花ですよ。
コマクサ(駒草:ケシ科 コマクサ属)
沢山咲いていましたが、もっと咲きそうな勢いでした。
想像以上にコマクサが咲いていて大喜びでした。
砂礫で歩きにくい登りでしたが、コマクサに助けられた感じ。先を進むと下山してきた方とスライド。
これから先も楽しみですよ!と教えていただき、ワクワクしながら進みます。
9:50 ツルハシ分れシラネアオイ(白根葵:シラネアオイ科 シラネアオイ属)
今度はこちらがたくさん!
サンカヨウ(山荷葉:メギ科 サンカヨウ属)
こちらもシラネアオイほどではありませんが、あっちこっちに。緩やかになり、ハイマツの中を進むと現れました。
小屋はとてもキレイです。中で一休みして山頂に向かいました。
10:40~11:25 岩手山
眺めもよく、風もあまりなかったので思わずゆっくり。
秋田からいらした方から、いろいろと周辺の山について教えていただきました。
まだまだ知らないところがたくさん。
行ってみたいですね~さぁ、そろそろ下山しましょう。
ミヤマエンレイソウ(深山延齢草:ユリ科 エンレイソウ属)
別名 シロバナエンレイソウ
11:50 平笠不動避難小屋
この後もしつこくお花を眺めながら、下りました。タケシマラン(竹縞蘭:ユリ科 タケシマラン属)
コマクサを眺めながらではなかったら、砂礫混じりの下りはうんざりしたことでしょう。
実はコマクサの群生地にはハクサンチドリもたくさん咲いていたのですが、
ついつい目はコマクサに向いてしまいました。ひたすら樹林帯を下ります。
こんな時は標高差であとどれくらいか、何度も確認しまいますね。
あと何百メートル、と言い聞かせ黙々と。
緩やかになったところで、気持ちが楽になり最後は登山口までのんびりと。
14:15 焼走り登山口 到着駐車場に着いたら、暑かった!
すぐに炭酸をごくごく、ごくごく。
しっかりいい汗をかいて、大満足です。コマクサとシラネアオイの群生がとても印象に残り、
ピストンでしたので、行きと帰りで二度楽しめたのもよかったです。岩手山は他のコースも、縦走もと、欲張りたいところですね。
...
3日間、それぞれの山が特徴があり、魅力的でした。
なにより天候に恵まれ、思う存分花や展望が楽しめたことに感謝感謝です。
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- [06/28] 森吉山 2017.6.28
2017.7.13 記
花の時期、冬のスキーと、いろいろ話題の森吉山。
やっと訪れることができました。◇コース◇
こめつが山荘~一ノ腰~雲嶺峠~石森~森吉山~山人平 ピストン
こめつが山荘までは、最後の数百メートルだけが未舗装。
トイレ、水場は使用可能でした。6:10 こめつが山荘 出発
まずは旧ゲレンデ内を歩きます。
ズダヤクシュ(喘息薬種:ユキノシタ科 ズダヤクシュ属)
登山道の入り口にたくさん。
6合目から登山道と、旧ゲレンデ内の登山道と分かれますが、
まずは登山道をそのまま進みます。
森の中は気持ちがいいな~なんて思いながら歩いていたら、
足元にはでっかい糞が・・・
思わず話し声を大きくしてしまいます。ミツバオウレン(三葉黄蓮:キンポウゲ科 オウレン属)
イワカガミ(岩鏡:イワウメ科 イワカガミ属)
足元に花が増えてきて、これから先を期待してしまいます。
シラネアオイ(白根葵:シラネアオイ科 シラネアオイ属)
登山道わきに続いています。ヒナザクラ(雛桜:サクラソウ科 サクラソウ属)
8:10~20 森吉神社
雲嶺峠からここまでは緩やかで、それにプラスして森吉山をずっと眺めていられるので、
気持ちよく足が進みました。
稚児平付近です。
チングルマ(稚児車:バラ科 チングルマ属)
ニッコウキスゲ(日光黄菅:ユリ科 ワスレグサ属)
まだこれからですね。
まだ時間はたっぷりありますので、山人平まで行ってみましょう。ウスバスミレ(薄葉菫:スミレ科 スミレ属) でしょうか?
ミツバノバイカオウレン(三葉の梅花黄連:キンポウゲ科 オウレン属)
一つだけ見られました。
可憐な小さな花が、たくさん。
なかなか前に進めなくなりました。
山人平はチングルマとイワカガミがお見事でした。
雪解け後のいい時期でしたね。
十分堪能しました。
森吉山に戻りましょう。
ゴンドラが動き出した時間だったのでしょうか?
今まで、あまり人がいなかったのに、次々とすれ違いました。
10:50 森吉山
下山しましょう。
稚児平では、多くの人が歓声をあげていましたね。
11:40 石森
冠岩を横から見たところです。
本当にすごいバランス。
雲嶺峠まで下りてきて、一ノ腰に登るのが少し面倒に・・・
回り道となりますが帰りは勘助道を歩きました。その後、勘助道分岐より旧ゲレンデ内登山道を選択。
歩きやすいのですが、陽射しが強い!12:55 こめつが山荘 到着
最後は暑かったですね~
お花畑が広がり、そして見事な展望。
他にもいろいろなコースがありますし、冬の樹氷も楽しみですね。
それにしても、今年は雪解けが遅いので花の時期が難しいです。今日もたくさん楽しめました!
...(続きを読む)
- [06/27] 秋田駒ヶ岳 2017.6.27
2017.7.11 記
なんと、10年ぶりに訪れました。
前回は2007.10.13~15でしたが、
なんとブログにはちゃんと記録してないのですね・・・
八幡平から秋田駒ヶ岳まで縦走し、とてもいい思い出なんですけれど。
これはいずれまた。
◇コース◇八合目小屋~片倉岳展望台~阿弥陀池~男岳~阿弥陀池~男女岳
~阿弥陀池~駒池~大焼砂分岐~横岳~焼森分岐~八合目小屋
この時期、八合目小屋まではマイカー規制がありますので、
アルパこまくさに駐車して、バスで八合目小屋まで向かいます。バスを降りたら、支度をして出発です。
花が沢山咲いている時期ですから、ぐいぐい歩く方は少なく、
皆さんゆっくり景色や花を楽しんでいらっしゃいました。
硫黄鉱山跡です。
ハタザオの仲間は難しいですね。
エゾイワハタザオなのでしょうか?
雪渓ですが、歩きやすいように雪をカットしてくれています。
ありがたいですね。
ベニバナイチゴ(紅花苺:バラ科 キイチゴ属)
この気品あふれる深紅が好きです。
イワカガミ(岩鏡:イワウメ科 イワカガミ属)
前を歩いていた方が、白いのが咲いていますよ~と教えてくれました。
ミヤマダイコンソウ(深山大根草:バラ科 ダイコンソウ属)と田沢湖。
阿弥陀池への木道。
周りはお花だらけで、右を見たり左を見たり大忙しです。
本当は先に男女岳に行こうと思っていたのですが、
なぜだか流れで男岳に向かってしまいました。ミヤマキンバイ(深山金梅:バラ科 キジムシロ属)
沢山咲いていましたよ。
男岳に到着です。
展望が素晴らしいので、しばし眺めていました。
和賀岳です。
さらに後ろには焼石岳、栗駒山、神室連峰などが肉眼では見えました。ヒナザクラ(雛桜:サクラソウ科 サクラソウ属)
ムシトリスミレ(虫取菫:タヌキモ科 ムシトリスミレ属)
今シーズンお初ですので、嬉しいな~
また阿弥陀池に戻って、しばし休憩。
のんびりとしたいい眺め。
もう一度、男岳分岐まで登り、そこから下ります。
急坂ですので、気を付けて。
前に団体さんがいらしたので、待ちながらゆっくり下りました。エゾツツジ(蝦夷躑躅:ツツジ科 エゾツツジ属)
ひょっとして、一つでも咲いているかな?と期待していたのですが、
やっぱり時期が早く、見かけたのは蕾だけでした。残念。
北海道で見て、きれいなピンク色に感動したんですよね~
急な斜面が落ち着くころ、沢山咲いていたのがこちら。
シラネアオイ(白根葵:シラネアオイ科 シラネアオイ属)
雪が溶けたら、それはそれは素晴らしいお花畑でしょうね。
それはまた次回です。
コミヤマハンショウヅル(小深山半鐘蔓:キンポウゲ科 センニンソウ属)
大焼砂分岐近くになると、楽しみにしていたお花が見られました。
タカネスミレ(高嶺菫:スミレ科 スミレ属)
男岳をバックに。
こんなに見られると思っていなかったので、驚いてしまいました。
コマクサ(駒草:ケシ科 コマクサ属)
こちらはまだほんの少しだけ。
イワテハタザオ(岩手旗竿:アブラナ科 ヤマハタザオ属)でしょうか?
本当に悩ましいです。
ホソバイワベンケイ(細葉岩弁慶:ベンケイソウ科 イワベンケイ属)
キバナノコマノツメ(黄花の駒の爪:スミレ科 スミレ属)
今日は黄色いスミレが3種類です。
ずいぶんとゆっくりのんびり。
14時を過ぎ、国見温泉へと下山する人達とすれ違いました。
コバイケイソウ(小梅蕙草:ユリ科 シュロソウ属)
まだ先始め。
サンカヨウ(山荷葉:メギ科 サンカヨウ属)
雪渓わきに咲いていました。どこを見ても花だらけで、忙しいですね。
...
以前は紅葉の時期でしたので、違う景色がたくさん見られ、大満足です♪(続きを読む)
- [06/20] 葉山(長井) 2017.6.20
2017.6.26 記
長井市にある葉山です。
どのコースを歩こうか悩んだのですが、車の回収のしやすさを優先してしまいました。
◇コース◇白兎登山口~葉山山荘~奥ノ院~葉山~勧進代分岐~勧進代登山口
~白兎登山口
6:50 白兎登山口 出発
今日は日中30℃を超える予報なので、汗を沢山かきそうです。
ギンリョウソウ(銀竜草:イチヤクソウ科 ギンリョウソウ属)
ぎっしりですね~
それにしてもギンリョウソウが次々出てきますね。
道はちょっとえぐれた感じなっていて、両サイドの斜面が高いです。
アカモノ(赤物:ツツジ科 シラタマノキ属)
今年初めて見ました。
展望がちょっと開けました。
南には櫛ヶ峰と磐梯山がよく見えました。
白鷹山です。
このあたりからは蔵王連峰や吾妻連峰も見えていましたが、
なんだか霞がちなので、山頂では見えないかもしれません。
標高800mを過ぎたあたりから、次第に急登に。
雪の重みを感じます。タムシバ(モクレン科 モクレン属)
9:15 葉山山荘
とてもキレイに使われていますね。
神社で手を合わせ、奥ノ院に向かいます。
ミツガシワ(三槲:ミツガシワ科 ミツガシワ属)
ちょうど見ごろになっているのでは?と楽しみにしていたのです!
祝瓶山から左のずっと奥にうっすら見えているのは佐渡島でしょうか?
残念ながら飯豊連峰は霞んで見えず・・・
ゆっくり景色を楽しんだので戻りましょう。シラネアオイ(白根葵:シラネアオイ科 シラネアオイ属)
少し昭和堰方面に行ってみたところ、咲いていたそうです。
私は分岐で待っていました。
今度は朝日連峰方面へちょっと散策。
まだ少し雪がありました。
葉山と朝日連峰をつないで歩く人は少なそうですね。
今度こそ本当に戻りましょう。ミツバオウレン(三葉黄蓮:キンポウゲ科 オウレン属)
10:35 葉山山荘
ちょっとお邪魔してきました。
達磨ストーブがいいですね。11:15 勧進代分岐
太陽がカンカン照りのなか、日陰のない林道歩き。
なかなか最後に堪えます。最後は暑くて参りました・・・
ちょうど、お昼時ですので何かさっぱりしたものでも食べたい気分。
14:00まででしたので、間に合いました。
人気のお店なんですね。
メニューはもりそばのみです。
つるっと美味しくいただき、満足、満足。
...
山頂付近には湿原もあり、また展望も素晴らしい山です。
他にも登山道がありますし、朝日軍道や昭和堰など、
ちゃんと調べてから行くのも楽しみの一つですね。
最後は林道と暑さにやられ気味でしたが、楽しく歩けました~(続きを読む)
- [06/19] 傾城森 2017.6.19
2017.6.24 記
今日もちょこっと散策です。
国道113号沿いに案内板があり、駐車スペースがすぐにわかります。
300年ほど前に、男女の悲しい伝説があったそう。
入り口にはその伝説について、記されていましたよ。
橋を渡ってスタート。
目の前に見えるのは山伏森。
遊歩道が整備されており、誰もが楽しめそうです。
石が積まれているような、景色です。
いったん分岐まで戻り、傾城森に向かいます。
途中にあった三角点。ベンチがあり一休みできます。
傾城森に到着です。
ぼんやりしていたら、蚊に3ヵ所も刺されてしまった・・・
手前に蛤山、奥には不忘山。
下山後は岩場をチェック。難しそう・・・
...
駐車スペースからは1時間ほどで歩けますし、遊歩道もよく整備されていますので、
家族でのハイキングでもよさそうですよ~(続きを読む)
- [06/18] 大頭森山 2017.6.18
2017.6.24 記
四年ぶりに神通峡の遊歩道が復旧とな。
山以外にも、いろいろと楽しめそうな大頭森山(だいずもりやま)に行ってきました。
大江町からどんどん車で標高をあげていきます。
駐車スペースには標識があり、十分車が停められます。11:10 駐車スペース出発
360°の展望台とありますが、今日は雲が多いからなぁ・・・
山頂まではここから約30分ほどです。
ゆるゆる登っていくと、はい到着!
11:35~12:25 大頭森山立派な展望台があり、もちろん鐘を鳴らします。
タムシバ(モクレン科 モクレン属)
12:50 駐車スペース
下山したら、車が全部で10台ほどありびっくり。
大頭森山に登る人と、山菜取りの人と、半々くらいかな?
そして、今度は神通峡へ移動です。
大江町のHPはこちら→神通峡柳川側にある草木供養塔から古寺砂防堰堤までは、約4㎞です。
とりあえず、中間付近の不動明王までは行ってみようと。
途中の東屋は倒壊していました。
これを直して利用できるようになるには、まだ時間がかかりそうです。
不動明王
ここまでの予定でしたが、せっかくなので古寺砂防堰堤まで行くことに。
...
1時間ほどで古寺砂防堰堤に到着。
そのまま来た道を戻ります。
帰りはゆるーい下りになりますので、ちょっと楽ちんです。
紅葉の時期はなかなか良さそうですよ。
きっと、秋のほうが人気なのでしょうね。
この後、奥おおえ柳川温泉に立ち寄りさっぱり。
実にいい温泉ですので、また行きたいなー
登山というには短い時間でしたが、神通峡、温泉ともろもろ楽しめた1日でした!
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- [06/17] 蔵王 御田ノ神 2017.6.17
2017.6.23 記
ひょっとして、見頃なのでは???
ということで、ふらっと行ってきました。
熊野岳にも・・・なんて思ったような、思わなかったような。
刈田駐車場に車を停めて向かいます。
薄曇りでいい感じ。
道路わきにもお花が咲いているので、それも見逃さないように。
チングルマ(稚児車:バラ科 チングルマ属)
あっちにも、こっちにもたくさん咲いています!
ワタスゲ(綿菅:カヤツリグサ科 ワタスゲ属)
もっとふわふわになるには、あと数日かな。
ヒナザクラ(雛桜:サクラソウ科 サクラソウ属)
こちらもたくさん!
チングルマ、ヒナザクラがキレイに咲いていました。
ワタスゲはもう少しでいい感じ。
ハクサンチドリはまだ咲きはじめでしたので、これから楽しめそう。お散歩コースですが、十分楽しめました♪
...(続きを読む)
- [06/14] 舞鶴山 2017.6.14
2017.6.23 記
天童市の中心部にある舞鶴山。
公園内にあり、気軽に訪れることができますね。
せっかくですので、MTBで公園まで行ってきました。なんですがーーー
まずは、こちらに寄りますよ!
公園内の案内図を確認。
人間将棋で有名です。
大ケヤキのある展望台で一休み。
天童市内と奥には甑岳や黒伏山、水晶山なんかが。
月山と葉山がきれいに見えました。
そしてお楽しみはこちら。
腰掛庵のわらびまんじゅう~
上から、だだわらび、柚子わらび、わらびまんじゅう!
どれもが美味しくて感激。
とりあえず一つずついただいて、あとは家に帰ってからね。
おっと、忘れてはいけません。
今度は歩いて愛宕神社と天童神社まで。
あとはMTBに乗って帰りましょう~
が、しかし・・・
問題はこの後で・・・派手に転んで、痛い、痛い。
...
顔をしかめながら帰宅しましたとさ。(続きを読む)
- [06/13] 後烏帽子岳 2017.6.13
2017.6.23 記
先日不忘山へ訪れた時に、きれいな三角錐の山が気になり、
ぜひ訪れてみたいと思いました。
◇コース◇小阿寺沢登山口~前烏帽子岳~後烏帽子岳~倉石ヒュッテ~えぼしスキー場駐車場
~小阿寺沢登山口
8:55 小阿寺沢登山口 出発
15分ほど歩くと小阿寺沢を渡ります。
毎度ながら、必死の形相になってしまうなぁ・・・もう少し早い時期でしたら、たくさん咲いていたでしょう。
木はいっぱいありましたので、花を探していましたが終盤でした。
サンカヨウ(山荷葉:メギ科 サンカヨウ属)
ふと脇を見ると咲いていて、これは嬉しいです。ここまで展望のない急登でしたので、ペースもあがらず。
分岐から少し進むとゴツゴツとした岩があり、そこからの展望はよいはずですが、
今日はこんな感じで曇り空。後烏帽子岳が近くなりました。
さぁ、もう一息頑張って後烏帽子岳に向かいましょう。
緩やかな道になるので、気持ちも楽です。イワカガミ(岩鏡:イワウメ科 イワカガミ属)
マイヅルソウ(舞鶴草:ユリ科 マイヅルソウ属)
ムラサキヤシオツツジ(紫八染躑躅:ツツジ科 ツツジ属)
この標高になると、結構咲いていました。
濃いピンクが遠くからでも、よく見えます。不忘山や屏風岳が目の前に!
と言いたいところですが、山頂付近は雲がかかってモヤモヤ~
風が流れているのでもう少し見えるかと期待しましたが、あきらめて下山です。
スキー場トップまでの道は、木の階段が取り付けられていました。ミツバオウレン(三葉黄蓮:キンポウゲ科 オウレン属)
シラネアオイ(白根葵:シラネアオイ科 シラネアオイ属)
今日見たのはここだけ。沢沿いに咲いていました。
ゲレンデトップに出て、そこから倉石ヒュッテの方向に向かいますが、
登山道がいまいちわからず。
ゲレンデ内を歩いていたら、入り口を見つけました。ハクサンチドリ(白山千鳥:ラン科 ハクサンチドリ属)
13:40 倉石ヒュッテ
こちらはあまり歩く人が多くないのでしょうか。
この先は少し葉が生い茂り、かき分けながら歩く箇所も。15:00 小阿寺沢登山口 到着
帰りには遠刈田温泉の共同浴場 神の湯へ。
熱めのお湯ですが、とても気持ちよくてお気に入りです。
...
今日は展望は残念でしたし、シロヤシオの時期は外していましたが、
樹林帯の中もじんわり汗をかきながら楽しく歩けました。
シロヤシオの花付きがいい年に是非に訪れてみたいです。(続きを読む)
- [06/11] 大平山 2017.6.11
2017.6.22 記
おおひらやま、尾花沢市にある標高841mの山です。
やまがた百名山にも選ばれており、地元の方に愛されている感が満載。
◇コース◇
大平山登山口~大平山 ピストン
尾花沢市に入り、細野の集落からのアプローチです。
道沿いには大平山への案内があり、車で登山口まですんなり入れました。狭い林道を車で進み、分岐を左に上がると駐車スペースがあります。
これくらいの広さですので、数台駐車可能。
登山口には登り90分となっています。
11:45 登山口 出発
ガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞:ツツジ科 ヨウラクツツジ属)
イワウチワ(岩団扇:イワウメ科 イワウチワ属)の葉っぱがたくさん。
早い時期にはずいぶん楽しめそうです。
途中、展望が開けます。
集落が見えていますが、雲が多い日で展望はスッキリしません。
このあたりから急登になり、ロープも垂れ下がっていました。
下りで滑らないか心配になります。ここは山頂直下でブナがきれいなところ。
山頂はちょっとした広場になっていて、展望も開けます。
手書きで、とても親しみがもてますね~
天気が良いと、朝日連峰や鳥海山も見えるようです。
蔵王はうっすら見えました。白鷹山方面。
左には飯森山、白鷹山の右には飯豊連峰のはずですが・・・
こんな感じの山頂です。
周りにピョンピョン出ているものが気になりますね~帰りの車より見た大平山です。
まだ時間もありますし、ちょっと移動して銀山温泉へ。
初めて訪れましたが、とてもいい雰囲気ですね。
日帰りのお風呂をいただいて、さっぱり。
大平山、朝ふと思い立って出かけたのですが、
地元の方に愛されている感じ、
そして展望がとてもいい(今回は遠くは見えませんでしたが・・・)、
標識が新しくたてられたのでは?
と、訪れてみてよかった点が色々とありました。この近辺はほかにも気になる山がありますので、また次に!
...
(続きを読む)
- [06/09] 鎌倉山(作並) 2017.6.9
2017.6.16 記
本当は早春に訪れたいと思っていました。
ニリンソウの大群落を見てみたかったのですが、それはまた次回。◇コース◇
国道48号沿いの駐車場~林道の登山口~鎌倉山 ピストン
南西からみた鎌倉山
ゴリラ岩と言われ、クライミングのほうが有名なのかも。
10:05 駐車場 出発
少し道路沿いを歩いた後、道路を渡り線路を超えます。
林道はぬかるんでいる箇所もあり。
傾斜はないので、のんびりと歩きます。
10:20 林道の登山口
カタクリ(片栗:ユリ科 カタクリ属)
いっぱい咲いていたようです!
尾根に乗り、だんだんと急坂になりました。
ロープも張られています。11:15~25 鎌倉山
木々に囲まれ、ちょっと狭く、展望はありません。
眺めを堪能したら、来た道を下ります。
山頂直下の急坂は慎重に。
それを過ぎると緩やかになりますので、景色を眺めながら。
11:55 林道の登山口行きには見なかったような気がしますが・・・
この後、ちょっと寄り道をしてから帰宅。
...
短い時間でしたが、奥羽山脈の展望に大満足。
次回はニリンソウかな~(続きを読む)
- [06/06] 神室山~小又山 2017.6.6
2017.7.25 記
神室山は以前より訪れてみたいと思っていた山です。
秋によさそうだなぁと思っていましたが、なかなか機会がありませんでした。
いかんせん、関東からではアプローチが大変と言い訳ばかりしていましたが、
今はだいぶ近くになりましたので、楽しみに行ってきましたよ♪以下、思い入れが強くて長いです・・・
お花も、山座同定も怪しいところがありますが。
◇コース◇根ノ崎沢登山口~分岐~神室山~天狗森~小又山~越途ピーク
~大又登山口~根ノ崎沢登山口
登山口までのアプローチと周回を考えて、こちらのコースに。駐車スペースは数台です。
未舗装の道がちょっと長いですね。
初めての訪問なので、余計に長く感じたのかも。
7:20 根ノ崎沢登山口 出発
暑くなりそう、すでに陽射しがたっぷりです。歩き始めてすぐに小さな沢を渡ります。
そのあとすぐに、いきなりの急登。
涼しげなブナ林に見えますが、登っていると汗がたらり。
急坂が続きます。
少し緩やかになったかな。
立ち休憩をはさみながら、登ってきました。
サラサドウダン(更紗灯台:ツツジ科 ドウダンツツジ属)お花は少なめでしたが、ぽつりぽつりと楽しませてくれました。
六合目を過ぎて、東側には山々が見えるようになり、
地図とにらめっこ状態に。山伏岳と高松岳
歩いてみたい山々です。
高松岳避難小屋が肉眼では見えました。
一番奥には御所山(船形山)かな?
右端手前のピークは、小又山から下ったところの越途ピークですね。
そしてこの景色に参りました・・・
真ん中に小又山そして右に天狗森偏西風の影響を受けて雪庇が東に張り出すので、
東面は雪庇が落ちて削られて、随分と急峻。
1300mほどの山々の景色とは思えません。
神室山が近づいてきました。
こちらもまた素晴らしい景色です。思わず、わぁ~と声が出ました。
カタクリ(片栗:ユリ科 カタクリ属)
この辺りは、まだ雪が少し残っていましたので、早春の花が色々と!
月山にはうっすら雲がかかっていました。
栗駒山と虎毛山
あちっもこっちも、素晴らしい景色に夢中になります。
急なヤセ尾根でしたが、登るにしたがい景色が変わり、花もたくさんになり、
気持ちよく歩いてこられました。
小又山への分岐までやってきて、あともう少しで神室山です。鳥海山と神室山避難小屋
黒い点は虫ですね~ちょっとうるさかったです。誰もいない山頂で、しばらく景色を眺めました。
これまで見てきた山以外にも見えて、大喜びです。手前の真ん中に山伏岳、右端には高松岳
奥の残雪の山は焼石岳
奥にうっすら秋田駒ヶ岳、その少し手前に和賀岳
さらに右には岩手山
避難小屋まで行ってみました。
2010年に建てられたとのこと、とてもきれいで、バイオトイレあり。
泊まってみたいですね~
11:05 神室山 出発
山頂に戻ってきました。
さぁ、次は小又山への稜線歩きです♪
11:20 分岐
ここで登ってきた道と分かれ、まずは天狗森へと向かいます。
アップダウンが続きますね。
エチゴキジムシロ(越後雉筵:バラ科 キジムシロ属)でしょうか?登山道わき、そして斜面にたくさん咲いていました。
すごい、すごいとしか言葉が出ません。
登山道を埋め尽くし、踏まないように歩くのに必死になりましたが、
間違いなく踏んでいますね・・・
まだまだ雪たっぷりの鳥海山
今シーズンは何度も滑りに行きました!
12:30 天狗森
三角点があり、ちょっとした広場になっていました。次のピーク、小又山へ。
13:25~35 小又山
1367mは神室連峰の最高峰です。
虫がぶんぶん飛んできてうるさかったので、長居できず景色だけ眺めました。
奥に御所山(船形山)、黒伏山、一番右に大東岳
その手前には翁山のおだやかな山容
さらに手前の三角のピークは権現山
ここまで鳥海山はずっとくっきり見えて、楽しませてくれました。
さぁ、いよいよ下山です。神室山を左に眺めながら、緩やかに下っていきます。
ショウジョウバカマ(猩猩袴:ユリ科 ショウジョウバカマ属)
登山道に雪が残っていたので、まだ咲き始め。
白っぽい色味がかわいらしい。
場所によっては、登山道を雪がまだ覆っていたので、
寝ている木の枝が邪魔になって、つかまったり、くぐったり、跨いだり。小さな真っ白な花が可憐。
久しぶりに見たので、嬉しいなぁ~
緩やかで、歩きやすく、気持ちのいい道です。
ブナのアーチに、足元にはマイヅルソウがいっぱい。こちらの分岐で西ノ又沢登山口は南方向へ分かれます。
ここから大又登山口までは、かなりの急坂でしんどそう・・・
頑張って、下らないとなぁ。すぐに雪渓があったので、シリセードでシャーっと。
こちらも、たくさん咲いていましたが、小さい虫がついているものが多くて。
樹林の向こうに神室山
三合目からはひたすら急坂を下りました。
途中ロープがあったり、足場がちょっと悪かったりするので、
一日の後半の疲れている時間には、特に注意が必要でした。15:50 大又登山口 到着
ここからは林道を歩き5分ほどで根ノ崎沢登山口に着きました。
帰りのお風呂はこちらへ→大堀温泉「簡易宿泊施設おらだずの宿 りんどう」
露天風呂はありませんが、気持ちの良いお風呂でしたよ。
施設の方に、この周辺の山のことを教えていただき、
他の山にもいろいろと行ってみたいなぁと思いました。
久しぶりに、しっかり歩いた一日。
素晴らしい展望に大満足です。稜線でのシラネアオイの群生、天気のおかげで遠くの山々をたくさん見られ、
下山後の車の中でも興奮冷めやらぬままでした。神室連峰の最高峰の小又山で1367mですが、
その標高とは思えない景色が続き、感動です。他のルートや秋にもぜひ訪れてみたい山々でした♪
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- [06/05] 高取山 2017.6.5
2017.6.7 記
高取山(たかとりやま)は中山町にある標高271mの山です。
ハイキングコースがあり、やまがた百名山に選ばれておりますので、
さっそく行ってきました。
◇コース◇
土橋地区登山口~高取山 ピストン
どうせ行くなら自転車で!と張り切ってみたものの、
登山口までの登り坂で太ももがチギレそうになり、グタグタで到着(私のみ・・・)この先を少し登ると入り口になります。
ここで自転車をデポ。
すでに疲れていますが、行ってきます!
山の中で作業中の方がいらっしゃいますので、大丈夫だと思いますが、
一応クマよけの鈴は鳴らしました。
草刈りされたばかりの様子。
あら、びっくりの中間点。
登りは心臓破りの坂を進みます!
イチヤクソウの蕾がありましたよ。
えっちら、おっちら、登りますが、距離はちょっとです。
高取山の山頂です。
周りは木々に覆われ、展望はありません。
少し進むと祠があり、展望が開けました。
船形山(御所山)方面
面白山~蔵王方面
パノラマです。
下りはまわり道をたどり、あとは同じ道を登山口まで。
歩行距離にして2.4㎞ほど、往復で1時間もかかりません。
が、しかし・・・
今日は家までまだ自転車を漕がないといけないのです・・・帰りはのんびりと寄り道しながら、車ではわからなかった道や景色に出会えました。
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山を歩いたことよりも、自転車での登り坂のほうが印象に残った1日。
はぁ~、疲れました( ;∀;)(続きを読む)
- [06/03] 文殊山 2017.6.3
2017.6.7 記
亀岡文殊といえば、学問の神様として合格祈願にみなやってくるのだとか。
山形県のHPはこちらです→日本三文殊 大聖寺(亀岡文殊)受験の時に参拝したなぁ、なんて言っている人が隣におりますが、
その時以来訪れたことはないようです。
◇コース◇
亀岡文殊 駐車場~直登コース~羽山神社(文殊山)~お愛宕様~鈴沼
9:25 亀岡文殊 駐車場 出発
山と渓谷社の分県ガイドを参考にして歩きはじめましたが、
どうやらルートが違う様子です。
本によると直登コースを辿らず、林道経由のスキー場跡地となっています。
ですが、面倒なので直登コースを進むことにしました。
ヒメサユリ(姫小百合:ユリ科 ユリ属)
ひっそりと木々の間に。
ガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞:ツツジ科 ヨウラクツツジ属)
登山道わきに沢山咲いていました。
ヤマツツジ(山躑躅:ツツジ科 ツツジ属)
こちらは終盤でしょうか?少なめでした。
倒れかけている木をくぐるところも。
ぐいぐい登ってきました。
分岐です。
亀岡文殊の登山口にあった案内図によると羽山神社が文殊山ですので、
まずはそちらに向かいましょう。
10:10 文殊山
少しだけ、やぶっぽくなっていましたが、問題なく来られます。
分岐に戻り、今度はお愛宕さままで。
展望が開けました。高畠の街並みです。
コメツツジ(米躑躅:ツツジ科 ツツジ属)
本当にわずかに咲いているのみでした。
歩き進むと、登山道わきにぽつりぽつりとですが次から次へと。
嬉しいですね。
下りながら、振り返ったところです。
地形図にはない道なのですが、よく踏まれています。
鈴沼に下りずに、虚空蔵さまに行こうと思いましたが、
どうやらヤブヤブの様子。タニウツギ(谷空木:スイカズラ科 タニウツギ属)
ここからは道路を歩いて亀岡文殊まで戻るのですが、
ちょうどお昼時ですので、食事をしてから戻ることにしました。お蕎麦、とても美味しかったです。
女将さんが東京オリンピックに出場されたそうで、
店内にはその頃のものが色々と展示されていました。
見ているだけでも楽しいですね。
知恵の水、利根水(りこんすい)
一口飲めば文殊さまの知恵を授かります、とありますが
のども乾いていたので、つい二口ほどいただいてしまいました。
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少しは、知恵を授かったのでしょうか?
パッとしない天気でしたが、半日山を歩くことができてよかったです。(続きを読む)