2016.06
- [06/28] 磐梯山 2016.6.27
2016.11.22 記
福島の山の中で、ついつい後回しになっていた山です。
コースもいろいろとあり悩みましたが、裏磐梯周辺に宿泊しましたので、
北側からのコースとしました。
◇コース◇裏磐梯スキー場入口~噴火口分岐~天狗岩(三合目)~弘法清水~磐梯山~弘法清水~裏磐梯スキー場分岐~噴火壁・火口原分岐~スキー場入口
9:05 裏磐梯スキー場入口 出発スキー場って滑るにはいいのですが、登るのは結構急ですよね。
直登ですし、朝一番からしんどく感じます。
うっかり写真を撮らなかったのですが、ここまでの急登には足がかりがきっちりあり、
手も使いながらぐいぐい登ってきました。
ハシゴよりも安定感があります。急登が終わり、分岐なるとのどかな景色。
バンダイクワガタ(磐梯鍬形:ゴマノハグサ科 ルリトラノオ属)磐梯山の固有種です。出会えて嬉しい~
後ろには帰化植物のコウリンタンポポのオレンジ。
ガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞:ツツジ科 ヨウラクツツジ属)白花です。見事なほどに鈴なりで、にぎやかでした。
水を飲んで、最後の登りを頑張れば山頂です。
ここからはちょっと人が多くなりました。
11:40~12:10 磐梯山適当な場所を見つけて一休みです。
天気もよく、ゆっくり休めました。猪苗代湖です。
ミヤマキンバイ(深山金梅:バラ科 キジムシロ属)
ここからは登りのルートとは違う八方台方面へ。
少し八方台に向かって、磐梯温泉中ノ湯跡を見てきました。
昔はどんな風だったのでしょう?ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草:イチヤクソウ科 イチヤクソウ属)
コケイラン(小蕙蘭:ラン科 コケイラン属)
14:40 裏磐梯スキー場入口 到着
火山によってできた火山壁や湖沼は、自然の大きな力を感じました。
すごいですね。
そして緑が残るところは、いきいきと植物が育っており、花や樹木も見事でした。眺めるばっかりの山でしたが、ちょうどバンダイクワガタの時期に訪れることができて、
...
本当に良かったです。
雄国沼とセットで、楽しい2日間でした~(続きを読む)
- [06/27] 雄国沼 2016.6.26
2016.11.15 記
裏磐梯周辺は冬に訪れることが多く、無雪期はほとんど行ったことなかったような。
福島も広いですから、沢山の山や湿原が楽しめます。
ずっと気になっていた雄国沼にやっと訪れることができました。雄国沼登山道入口~雄国沼 ピストン
本当はラピスパ裏磐梯から入り、バスで戻ろうと考えていましたが、
朝の時点で雨が止まず・・・この時期の雄国沼は大人気ですから、登山道入り口は駐車場は満車、
道路わきにもずらりと車が並んでいました。午後には雨は止みそうでしたので、出発時間を遅らせることにしました。
道の駅でしばらく待機。寝不足でしたのでちょうど良かった。11:15 雄国沼登山道入り口 出発
この時間には、下山してくる方もいらっしゃり駐車場が空いていました。
ちょっと遅めですが、3時間くらいのコースタイムですから、大丈夫でしょう。泥濘がひどいので、スパッツ必須です。
雨も上がったので、濡れずにすみそう。
雄国沼休憩舎に到着です。
ここで、休んでお昼ごはんを軽くとりました。
中もたくさんの人が休まれていましたよ。
湿原入り口に入ってビックリです。
見事なほどに咲いています。ニッコウキスゲ(日光黄菅:ユリ科 ワスレグサ属)
トキソウ(朱鷺草:ラン科 トキソウ属)
木道から下を覗き込んだら咲いていました。
ぐるっと一周しましたが、ガスが抜けてきたので、同じ道をもう一周することに。
ツルコケモモ(蔓苔桃:ツツジ科 スノキ属)
ニッコウキスゲ以外も楽しめますよ。尾瀬の大江湿原のニッコウキスゲの群落も素晴らしかったと記憶していますが、
雄国沼もあまりに見事で感動しました。
こちらの場合、湿原入口近くまでバスで入れますので、
多くの方が楽しめますね。この日は会津で一泊です。
...
美味しい食事と、暖かいお風呂に大満足でした。(続きを読む)
- [06/23] 湯ノ丸山~烏帽子岳 2016.6.22
2016.11.9 記
レンゲツツジが見頃かな~?と、訪れてみた湯ノ丸山。
少し遅かったようですが、十分楽しめました。◇コース◇
湯ノ丸スキー場駐車場~ツツジ平~鐘分岐~湯ノ丸山~鞍部~烏帽子岳~鞍部~白窪湿原~湯ノ丸スキー場駐車場
8:40 湯ノ丸スキー場駐車場 出発ゲレンデは、なかなかの急登。
朝一ぜいぜいします。ツツジ平に入ると、沢山咲いていました。
もっとオレンジに染まることもあるようですね。鐘を鳴らして、湯ノ丸山に向かいます。
ここからはちょっと急になりますね。ベニサラサドウダン(紅更紗灯台:ツツジ科 ドウダンツツジ属)
曇り空でしたが、時々青空も!
でも、ほんの少しの時間だけでした・・・
ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草:イチヤクソウ科 イチヤクソウ属)
山頂が近づくにつれ、足元のお花が増えました。
少し急ですが、ついつい足が止まり遅くなります。
8:00 湯ノ丸山山頂は見事に雲の中にすっぽり。
景色が楽しめず・・・
北峰はパスすることにしました。そうと決まれば、そそくさ移動です。
烏帽子岳に向かうには一度ぐぐっと下ります。
木々の間にお花がちらり。スズラン(鈴蘭:ユリ科 スズラン属)
背が低く、小さいのでちょっと見つけづらいですね。
森の中でひっそりと咲いていました。
ミヤマハンショウヅル(深山半鐘蔓:キンポウゲ科 センニンソウ属)色味が好きな花なんです。
久しぶりで嬉しい♪烏帽子岳の展望は期待できそうにありませんね・・・
それでも楽しい登山道です。
お花が多く、キョロキョロしっぱなし。コマクサ(駒草:ケシ科 コマクサ属)
どんより雲の中でした。
冷たい風が吹いていて、ゆっくり休むのはちょっと厳しい。
少し口にした後、下山です。
下山途中、学校登山のようで沢山の子供達が登ってきました。
みんな元気で良いですね!
10:20 鞍部ここまではピストンです。
あとはゆるりとした道なので、ノンビリ歩きたいところなんですが、
虫がまとわりついてうるさくて。
思わずネットを被りました。
10:50 中分岐
白窪湿原に入る頃には、ネットも必要なくなりました。
ゆっくり湿原散歩です。
11:25 湯ノ丸スキー場駐車場 到着雲が多く、景色は残念な1日でしたが、お花は沢山楽しめました。
レンゲツツジの時期はとても混む様ですから、平日で正解でしたね。
近くに温泉も多いですし、他にもまだまだ楽しめそうです。
下山後、鹿沢温泉 湯本 紅葉館にてお風呂に入り、御蕎麦をいただきました。
お風呂はとってもいいお湯で、本当に気持ちが良かったです。玄関に立てかけてあったスキー。
なかなかすごい!
...
途中高原野菜を沢山買って、アウトレットに行って、下山後も満足な1日でした!(続きを読む)
- [06/20] 天蓋山 2016.6.19
2016.10.6 記
この日の天気は曇り、できればコースタイムの短い山で、
ということでこちらを選んで見ました。◇コース◇
ドライブイン夕顔の駅~登山口~雀平~天蓋山 ピストン
ササユリ(笹百合:ユリ科 ユリ属)
薄いピンクがキレイですね。
この3日間で、道路わきに咲いているのを見ていたのですが、
ちょっと遠かったので、近くで見られて嬉しい限り。
ドライブイン夕顔の向かいに、登山者用の駐車場がありました。
もうすでに4台ほど停まっています。9:20 ドライブイン夕顔 出発
まずはキャンプ場の中の道を歩き、登山口まで向かいます。
ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草:イチヤクソウ科 イチヤクソウ属)
ベンチにも工夫あり。
でも、今日は雲ばっかりで大展望は望めませんでした。
少し休憩した後、下山です。
滑りやすいところもあり、注意しながらスタコラ下りました。3時間ほどの山歩きですが、天気の良い日には素晴らしい展望が期待できますので、
...
人気の山なんですね。
皆が楽しめていい山だなぁと思いました。
そして、帰りには道の駅スカイドーム神岡に立ち寄り、
スーパーカミオカンデについて学習してきました。
とても楽しかったです。こういうのはいいですね~
山+αでよい1日でした!(続きを読む)
- [06/19] 野谷荘司山 2016.6.18
2016.10.6 記
朝起きて、目に違和感。
なんと右眼のまぶたが腫れて、開きません。
昨日、右眉の辺りを虫に刺されたのですが、朝になってびっくりの腫れっぷり。予定していたのはトヨタ白川郷自然学校からの周回でしたが、
コースタイムが長いので、三方岩岳駐車場からのピストンに変更に・・・
◇コース◇
三方岩岳駐車場~三方岩岳~野谷荘司山~もうせん平 ピストン
2年前に白山を訪れたとき、北縦走路から白川郷へ下山しようとしていたのですが、
天候が思わしくなく、コース変更したのでした。
今回その一部ではありますが、歩けてよかったです。
白山白川郷ホワイトロード(旧 白山スーパー林道)←いつの間に名称変更でびっくり!
の利用時間が午前7時~午後6時なので、朝の出発はゆっくりとなりました。8:35 三方岩岳駐車場 出発
すでに標高は1450mです。まだ右眼が半分くらいしか開かないので、ちょっと憂鬱、そして心配。
人とすれ違わないことを願うばかり。卵がぎっしり。
ここで会ったお二人が、この先のもうせん平もおススメだとか。
せっかくなので、行ってみることにしました。こちらで、石川からの方がお1人休まれていました。
この辺りの山々のことを教えてくださり、楽しい時でした。
ありがとうございます。
三方岩岳から妙法山をピストンされる方も多いようです。
この日も何人かいらっしゃいましたが、私たちはここまでで下山です。最後までいい眺めでした。
沢山の人がちょうど登ってきたところでした。
入れ替わりに下山です。
あとは駐車場までなので、急ぐことなくゆっくり。14:15 三方岩岳駐車場 到着
下山するときには、右眼の腫れもだいぶひいて一安心。
白山の眺めが素晴らしく、気持ちのいい一日でした。
また、地元の方々に教えていただくことも多く、
皆に慕われている山だなぁと思いました。
この日はちょっと贅沢に旅館に宿泊。
美味しいご飯と、お風呂で大満足でした。
...(続きを読む)
- [06/18] 籾糠山 2016.6.17
2016.10.6 記
天生(あもう)湿原、岐阜県の北部にあり、高層湿原、高山植物、
ブナの原生林など気になるところが満載です。関東からでは、なかなか遠くて。
今回3連休を取ることができたので、思い切って行ってきました。北ひだの森を歩こう
こちらのサイトに沢山の情報があり、とても役立ちましたよ。
◇コース◇天生峠~カラ谷分岐~木平探索路~籾糠山~ブナ探索路~カラ谷分岐~天生峠
駐車場にはトイレが完備、森林環境整備推進協力金として1人500円、
受付の際にパンフレットをいただきました。
登山道の何箇所かには、携帯トイレ利用ブース(有料)があります。
案内図です。
湿原の周りの小さなお花たち。
タテヤマリンドウ(立山竜胆:リンドウ科 リンドウ属)
静かないい景色です。
水芭蕉はすっかり花期が過ぎて、葉っぱのお化けと化していましたが。
サイハイラン(采配蘭:ラン科 サイハイラン属)
咲いていると聞いて、楽しみにしていたんです。
登山道脇に沢山。
ギンリョウソウ(銀竜草:イチヤクソウ科 ギンリョウソウ属)
あちらこちらに、にょきにょきと。
10:15 木平分岐
湿原、森、そして湿原とここまで来るのに、忙しいのです。
今日はのんびり、のんびり。
ウスギヨウラク(薄黄瓔珞:ツツジ科 ヨウラクツツジ属)
白っぽいウラジロヨウラクかと思っていたのですが、ウスギヨウラクでいいのでしょうか?
ちゃんと判別できないのですが、今までウスギヨウラクを知らなかったので、
それはそれで勉強になりました。
10:55~11:15 籾糠山
木平分岐より、標高を200mほどあがり到着です。
山頂はあまり広くありません。
今日は雲が多く、展望は残念でしたが、、
なんとか方向を確認しながら、景色を眺めました。標柱にはこんな風に、ガリガリと傷跡があります。
ここまでにも、何箇所かで同じようなものを見かけたのですが、
おそらく熊でしょうね~
虫がうるさいので、下山です・・・
下山コースは籾糠分岐よりブナ探勝路です。その名の通り、ブナが美しいです。
クルマバツクバネソウ(車葉衝羽根草:ユリ科 ツクバネソウ属)
ニッコウキスゲ(日光黄菅:ユリ科 ワスレグサ属)
これから沢山咲きそうです。
ほどんどが蕾でした。
湿原のベンチで、朝駐車場の掃除をされている方がお弁当をいただいていました。
なんと、優雅なランチタイムでしょう。
少しお話を聞かせていただきました。ありがとうございます。
リュウキンカ(立金花:キンポウゲ科 リュウキンカ属)
こちらは咲き残り。お花の時期としては、もう少し早いほうがとってもにぎやかだったと思いますが、
それでも十分すぎるくらいのお花でした。ブナの原生林も美しく、とても素晴らしかったです。
これからのニッコウキスゲの群落も、とても良さそう!
この後、白川郷まで移動です。
2014年に白山を訪れて以来。
飛騨牛とお蕎麦をいただきました。
展望台からの白川郷です。
...
白川郷の湯でお風呂をいただき、その後どうしたっけ?
今宵は、明日に備えて道の駅白川郷で早々に就寝。
天気もよさそうですし、楽しみです。(続きを読む)
- [06/16] 雨飾山 2016.6.15
2016.9.29 記
紅葉も有名ですし、お花もすばらしいとか。
いつか・・・と思っていましたが、なかなか遠い印象で行かれなかった山です。
お隣の天狗原山、金山も気になるところですが、
登山口へのアプローチのこともあり、まずは雨飾山から。
◇コース◇雨飾高原キャンプ場~雨飾山 ピストン
7:30 雨飾高原キャンプ場 出発オオバミゾホオズキ(大葉溝酸漿:ゴマノハグサ科 ミゾホオズキ属)
タニウツギや、ヤマツツジも綺麗でした。
木道が終わると、登り坂の始まりです。
夢中で、爬虫類や、虫を撮る人がいます。
なんだか教えてほしいよ。
お花が続きます。
イワカガミ(岩鏡:イワウメ科 イワカガミ属)
マイヅルソウ(舞鶴草:ユリ科 マイヅルソウ属)
9:00 荒菅沢
沢に少し下ってきました。
ここから一気に急登になります。
雪渓の端は少し崩れつつあったので、乗るときにちょっとドキドキ。
ハシゴがあり、呼吸が乱れないようゆっくり登っていきます。
時々花を眺めている振りをして休憩。タニウツギ(谷空木:スイカズラ科 タニウツギ属)
10:10 笹平
雲がずいぶん多くなり、展望は期待できそうもありません。
そのかわり、笹の中に咲いているお花をゆっくり眺めることができました。アカモノ(赤物:ツツジ科 シラタマノキ属)
シラネアオイ(白根葵:シラネアオイ科 シラネアオイ属)
斜面に見えたときに大喜び。
葉っぱばかりで、もう花が終わっているものがほとんどだったので。
ユキワリコザクラ(雪割小桜:サクラソウ科 サクラソウ属)
ユキワリソウ(雪割草:サクラソウ科 サクラソウ属) 2017.6.11 訂正こちらでも、見られるとは。
ハクサンイチゲ(白山一華:キンポウゲ科 イチリンソウ属)
終盤でした。斜面一面に咲くようですね。そんなに広くない山頂ですが、
今日は平日ですので皆さんゆったりと休まれています。
私たちも休憩。
展望は残念ながら雲の中でした・・・それでは、歩いてきた道を戻りましょう。
少し下がったところでの展望です。
一番高いところが、乙妻山、高妻山。
サンカヨウ(山荷葉:メギ科 サンカヨウ属)
往きに見たよりも、なんだかきれいに咲いていました。
気のせいかな?
13:35 雨飾高原キャンプ場 到着
気持ちよく、いい汗をかきました。
他にも気になったお花たちです。ニリンソウ(二輪草:キンポウゲ科 イチリンソウ属)
なんとミドリ花です。
アズマシロカネソウ(東白金草:キンポウゲ科 シロカネソウ属)
あまりの可愛らしさにびっくりです。
下山後、小谷村の山田旅館でお風呂をいただきました。
とってもいいお湯で、趣きがあります。
今度は泊まりで来たいなぁと思いました。今日も沢山のお花に出会え、大満足で帰宅です。
...
(続きを読む)
- [06/09] 富士山周辺にて 2016.6.8
2016.9.28 記
そろそろかな?と訪れてみたところ、
可愛らしい姿を、今年も見ることができました。
クサタチバナ(草橘:ガガイモ科 カモメヅル属)
ピンボケですが・・・
いつも見てもきれいだなぁと思う花です。
ヤマツツジ(山躑躅:ツツジ科 ツツジ属)
散りゆく花が登山道を飾っています。
リンドウの種子です。
アップにするとすごい。ちょっとピンボケでごめんなさい。
クルマバツクバネソウ(車葉衝羽根草:ユリ科 ツクバネソウ属)
ツルシロカネソウ(蔓白金草:キンポウゲ科 ツルシロカネソウ属)
ポツポツと咲いていました。
もう終わり頃かと思っていたので、嬉しいです。
ルイヨウボタン(類葉牡丹:メギ科 ルイヨウボタン属)
こちらは、ちょっと遅かったかな。
終わりかけだったり、遠かったりであまり撮れませんでした。
グンナイフウロ(郡内風露:フウロソウ科 フウロソウ属)
反り返った姿が良いですね。
スズラン(鈴蘭:ユリ科 スズラン属)
終盤でしたが、わずかに残っていたようです。
アサギマダラが飛んでいました。
ついつい追いかけてしまいます。
...
言葉では表現できない姿に、ただただ眺めるだけでした。
とても小さいこの花。
大事に保護されています。
来年も楽しみですね。(続きを読む)
- [06/04] 八ヶ岳 2016.6.3
2016.9.26 記
この時期の八ヶ岳と言えば・・・
お花の保護の問題もありますね。
大事に大事に見守りましょう。
イチヨウラン(一葉蘭:ラン科 イチヨウラン属)
暗い足元にひっそりと。
ホテイラン(布袋蘭:ラン科 ホテイラン属)
とても大事に保護されています。
この株は、少し前に歩かれた知人のものを見ると、
3つ並んでいたようですが、なぜだか2つになっていました・・・
ゆっくり、眺めることができました。
保護活動に感謝するばかりです。静に歩き進むと、以前にも沢山咲いていた場所に今年もありました!
イワカガミ(岩鏡:イワウメ科 イワカガミ属)穂高連峰、槍ヶ岳
稜線はお花だらけです。
こんな岩場に咲く小さな花たちに感心してしまいますね。コメバツガザクラ(米葉栂桜:ツツジ科 コメバツガザクラ属 )
ミヤマタネツケバナ(深山種漬花:アブラナ科 タネツケバナ属)
チョウノスケソウ(長之助草:バラ科 チョウノスケソウ属)
葉っぱの形がすきなんです。
ツクモグサ(九十九草:キンポウゲ科 オキナグサ属)
ふわふわがたまりません。
これから花開くものも沢山です。
ちょっと遠い斜面にあり、望遠が欲しくなるところ。
ウラシマツツジ(裏縞躑躅:ツツジ科 ウラシマツツジ属)
紅葉の方がよく見かけますね。
ウルップソウ(ウルップ草:ウルップソウ科 ウルップソウ属)
これからもっと咲くでしょう。楽しみです。
本日もたくさんのお花に出会えました。
展望も素晴らしく、いつ来てもいいところですね。
本当ならば、1泊してゆっくり楽しみたいところですが、それはまた今度。今回は、高山植物の保護について深く考えされられました。
ただ歩き、花を愛で、展望を楽しむだけでなく、
植生や保護について、もっと知らないといけないと。いつまでも、咲き続けてくれることを祈るばかりです。
...
(続きを読む)