雨飾山 2016.6.15

2016.9.29　記

紅葉も有名ですし、お花もすばらしいとか。
いつか・・・と思っていましたが、なかなか遠い印象で行かれなかった山です。
お隣の天狗原山、金山も気になるところですが、
登山口へのアプローチのこともあり、まずは雨飾山から。




◇コース◇

雨飾高原キャンプ場～雨飾山　ピストン




7：30　雨飾高原キャンプ場　出発

歩き始めは木道をのんびりと。

オオバミゾホオズキ（大葉溝酸漿：ゴマノハグサ科　ミゾホオズキ属）

タニウツギや、ヤマツツジも綺麗でした。
木道が終わると、登り坂の始まりです。

ユキザサ（雪笹：ユリ科 ユキザサ属）

チゴユリ（稚児百合：ユリ科　チゴユリ属）

夢中で、爬虫類や、虫を撮る人がいます。
なんだか教えてほしいよ。

登りますねぇ～
でも、ブナ林に癒されます。

ズダヤクシュ（喘息薬種：ユキノシタ科　ズダヤクシュ属）

上から見ると、なんとも可愛らしい。

お花が続きます。
イワカガミ（岩鏡：イワウメ科　イワカガミ属）
マイヅルソウ（舞鶴草：ユリ科 マイヅルソウ属）

実はちょっと踏んでしまったみたい。
ゴメンね。

キヌガサソウ（衣笠草：ユリ科　ツクバネソウ属）

9：00　荒菅沢
沢に少し下ってきました。
ここから一気に急登になります。

雪渓の端は少し崩れつつあったので、乗るときにちょっとドキドキ。

ミヤマカラマツ（深山落葉松：キンポウゲ科　カラマツソウ属）

ウラジロヨウラク（裏白瓔珞：ツツジ科 ヨウラクツツジ属）

ハシゴがあり、呼吸が乱れないようゆっくり登っていきます。
時々花を眺めている振りをして休憩。

タニウツギ(谷空木：スイカズラ科 タニウツギ属)

なんとか登ってきて、ようやく稜線にあがりました。

10：10　笹平
雲がずいぶん多くなり、展望は期待できそうもありません。
そのかわり、笹の中に咲いているお花をゆっくり眺めることができました。

アカモノ（赤物：ツツジ科　シラタマノキ属）

ミツバオウレン（三葉黄蓮：キンポウゲ科 オウレン属）

シラネアオイ（白根葵：シラネアオイ科　シラネアオイ属）
斜面に見えたときに大喜び。
葉っぱばかりで、もう花が終わっているものがほとんどだったので。

ミヤマダイコンソウ（深山大根草：バラ科 ダイコンソウ属）

ユキワリコザクラ（雪割小桜：サクラソウ科　サクラソウ属）
ユキワリソウ（雪割草：サクラソウ科　サクラソウ属）　2017.6.11　訂正

こちらでも、見られるとは。

ハクサンイチゲ（白山一華：キンポウゲ科　イチリンソウ属）
終盤でした。斜面一面に咲くようですね。

10：40～11：05　雨飾山

そんなに広くない山頂ですが、
今日は平日ですので皆さんゆったりと休まれています。
私たちも休憩。
展望は残念ながら雲の中でした・・・

それでは、歩いてきた道を戻りましょう。
少し下がったところでの展望です。
一番高いところが、乙妻山、高妻山。

ヨツバシオガマ（四葉塩竃：ゴマノハグサ科　シオガマギク属）

サンカヨウ（山荷葉：メギ科 サンカヨウ属）
往きに見たよりも、なんだかきれいに咲いていました。
気のせいかな？

ブナ林をのんびり下ります。

13：35　雨飾高原キャンプ場　到着
気持ちよく、いい汗をかきました。






他にも気になったお花たちです。

ニリンソウ（二輪草：キンポウゲ科　イチリンソウ属）
なんとミドリ花です。

アズマシロカネソウ（東白金草：キンポウゲ科　シロカネソウ属）
あまりの可愛らしさにびっくりです。

下山後、小谷村の山田旅館でお風呂をいただきました。
とってもいいお湯で、趣きがあります。
今度は泊まりで来たいなぁと思いました。

今日も沢山のお花に出会え、大満足で帰宅です。