八島ヶ原湿原 2015.9.6

午後には雨が降りそうなので、午前中に歩けるところを選びましょう。

以前より行ってみたかったのですが、なかなかタイミングが合わず。
高層湿原、楽しみです。




◇コース◇

車山肩～沢渡～八島ヶ原湿原～物見岩～蝶々深山～車山肩




6：50　車山肩　出発

ガスがかかっているせいか、駐車場はガラガラ。
まずは、ちょっと滑りやすくなっている道を下ります。

目指す八島ヶ原湿原には雲がかかっています。
まぁ気にせずのんびり行きましょう。

7：20　沢渡
ここからは砂利道を歩きます。

秋の始まり～
ススキが揺れていました。

ツルフジバカマ（蔓藤袴：マメ科　ソラマメ属）
クサフジかな？？？わかりません・・・
葉っぱまでちゃんと撮っていなかったです。

アキノキリンソウ（秋の麒麟草：キク科　アキノキリンソウ属）

ヒュッテ御射山の脇から木道となります。

エゾカワラナデシコ（蝦夷河原撫子：ナデシコ科　ナデシコ属）かな？

シシウド（猪独活：セリ科　シシウド属）　種子

サラシナショウマ（更科升麻：キンポウゲ科　サラシナショウマ属）

さらにアップ
コンデジの顕微鏡モードです。
これが楽しくて、2人して行ったり来たり。

このあたりで、ようやく初めて人とすれ違いました。

タムラソウ（田村草：キク科　タムラソウ属）　　

くるくるしています。

少しずつ、秋が始まっていますね。

ユウガギク（柚香菊：キク科　シオン属）

シラヤマギク（白山菊：キク科　シオン属）

ハバヤマボクチ（葉場山火口：キク科　ヤマボクチ属）

開花しています。

ベンケイソウ（弁慶草：ベンケイソウ科　ムラサキベンケイソウ属）

初めて出会ったお花です。
なんていう名前だろう・・・と思っていたら、ちゃんと名前のプレートがありました。
勉強になります。

ヤナギラン（柳蘭：アカバナ科　アカバナ属）
咲き残り、わずかに見られただけでもよかった。

ノハラアザミ（野原薊：キク科　アザミ属）

こちらのアップは？
肉眼では見えないものが、見えています。
顕微鏡モード、楽しい♪

答えは～こちら。
ワレモコウ（吾亦紅：バラ科　ワレモコウ属）

マルバハギ（丸葉萩：マメ科　ハギ属）

ヤマハッカ（山薄荷：シソ科　ヤマハッカ属）

ツクバトリカブト（筑波鳥兜：キンポウゲ科　トリカブト属）
トリカブトは、自分で識別するのは無理～
名札がなかったら、ただのトリカブトと書いていましたよ。

覗いてみました。
産毛まで見えます！

ゴマナ（胡麻菜：キク科　シオン属）

少し明るくなってきました。

オミナエシ（女郎花：オミナエシ科　オミナエシ属）

タチフウロ（立風露：フウロソウ科　フウロソウ属）

高層湿原はいいなぁ・・・しっとり

湿原の中に白くポツポツ見えるのは、イワショウブです。

マツムシソウ（松虫草：マツムシソウ科　マツムシソウ属）

ヤマドリゼンマイが秋っぽい色合いになっています。

車山の気象レーダードームが遠くに。

朝の静かな湿原歩き。

アサマフウロ（浅間風露：フウロソウ科　フウロソウ属）

キアゲハの幼虫。ムシャムシャお食事中です。

枝にしがみつく足がスゴイ。

トモエシオガマ（巴塩竃：ゴマノハグサ科　シオガマギク属）

9：25　物見岩
振り返った八島ヶ原湿原

蝶々深山へ向かいます。

蝶々深山より

浅間山





蓼科山

これまで人とほとんどすれ違わなかったのに、
蝶々深山から下っていたら、車山から歩かれている方が沢山。
やはり、人気があるのですね～

ヤマラッキョウ（山辣韮：ユリ科　ネギ属）

ウメバチソウ（梅鉢草：ユキノシタ科　ウメバチソウ属）

10：15　車山肩

のんびり散策できてよかったです。
なによりも、コンデジの顕微鏡モードでたくさん遊べました。
今日みたいに、天気がどんよりで景色が期待できないときには、
もってこいです。楽しかった～♪






さて、今日はこれで終わりではないのです。
もうひとつの目的があるのですよ。

コロボックルヒュッテに立ち寄ります。

ヒュッテ内は暖かく、いい匂いがします。
売店を眺めていたら、霧ヶ峰の花という冊子が売られていました。
もちろん購入です。




と、そこへYo-koさん登場♪
わざわざありがとうございます。
久しぶりに会って、話すことは山のこと、山のこと・・・

ボルシチのセットをいただきながら、ひたすら話すだけ。
これも楽しいひととき。

この週末は泊まりで山へ行こうと思っていましたが、秋雨前線にあっさり降参。
おかげで、いつかいつかと思っていた八島ヶ原湿原を訪れることができました。

ニッコウキスゲの時期や、レンゲツツジの時期もとても魅力ですので、
それはまた今度のお楽しみにとっておきましょう。