雨乞岳 2015.9.5
どこに行こうか、いろいろ悩んだ週末。
地図を眺めながら、どうしようかと考えていたところ、
雨乞岳はどう?と。
実は、初めて聞く山の名前でした。
◇コース◇
石尊神社~ホクギノ平~水晶ナギ ピストン~雨乞岳~ヴィレッジ白州~石尊神社
我が家の地図には石尊神社からのルートしか出ていませんが、
ヴィレッジ白州からのルートもあるとのことで、
最後の車道歩きは面倒ですが、せっかくなので周回とします。
帰宅してから確認したところ、北杜市観光協会のHPにでていました。
ちなみに我が家の昭文社の地図は2004年でした・・・古い地図はダメですよ!
(2015年の昭文社の地図には載っています)
7:30 石尊神社 出発
静かな歩きやすい道です。
でも、今日は先行者がいないようで、思い切り蜘蛛の巣にひっかかり、
思わず悲鳴をあげてしまいました・・・
その後も、なんども蜘蛛の巣を払いながら進みます。
しかーし、雨が続いた夏の終わりというか秋の始まり。
にょきにょきと、あちらこちらからきのこ達が!
楽しくて、遅々として進みません。
ところどころ、強い獣臭と、比較的新しい糞があり、ちょっとドキドキ。
きのこを眺めながらも、2人でずっとしゃべりながら歩きます。
きのこを眺めているだけではありません。
ちゃんと歩いていますよ。
ようやくここまで、やって来ました。
2人して、あっちへ行ったり、こっちへ行ったりで、なかなか進めませんでしたから。
またゆるやかな道に。
秋には落葉松の黄色が美しいのでしょうね。
ちょっとした傾斜も、直登することなくジグをきってあるので、
とても楽に歩けました。
10:55 水晶ナギへの分岐
この先で、突然鳥がバサッと大きな音を立てて飛び立っていきました。
その音に驚いたのは、こちらの方です。
ここに来るまで、なんども熊に出会わないかと思っていましたから。
完全にビビッていますね。
楽しみにしていた景色。
白い、白い。
日向山が見えています。
鋸岳や甲斐駒ヶ岳が見えるはずなんですが・・・
今日は雲が多くて残念でした。
オオビランジ(大びらんじ:ナデシコ科 マンテマ属) で、いいのかな?
ここからゆるやかな道を歩き、そのあとは山頂まで急登です。
わかりづらいのですが、本当に急なんです。
水晶ナギ分岐までの、あのゆるやかにジグザグしていた道はなんだったのか。
最後の最後に、ほぼ直登ですか!
12:10~35 雨乞岳
展望は残念ながら・・・今日はダメでした。
こちら側から、甲斐駒ヶ岳や鋸岳を見たかったなぁ。
朝の高速道路からは、南アルプスが本当にくっきり素晴らしかったのですが。
本日、ここまで誰にもあっていません。
季節と天気のせいでしょうか。あまりに静かです。
さぁ、下山しましょう。
まだまだ続くよ、きのこロード。
後半はゆるやかな木の階段が続きます。
ちょっと濡れていたので、気をつけながら。
こちら側の登山道は、ずいぶんと整備されていますね。
ここから雨乞尾白川林道を、ひたすら歩きます。
下りとはいえ、長かった・・・
途中、なぜか犬に吠えられ、おびえて動けない私。
走って向かってきたので、本当に怖かった。
そして、蛇を踏みそうになり、あわわわわ・・・
さらに、罠にかかった鹿を撃つ音に、びっくりして思わずキャー。
なんだか、今日はいろいろと驚いて、その度にわーぎゃーでした・・・
心臓に悪い・・・
15:50 石尊神社 到着
結局、山の中では誰にも会わない静かな1日でした。
今日であったお花です。
ミヤマウズラ(深山鶉:ラン科 シュスラン属)
シデシャジン(四手沙参:キキョウ科 シデシャジン属)かな?
もう終盤でしたが。
下山後、サントリー白州蒸溜所にギリギリで滑り込み、
買い物をして終了~
今度はゆっくり工場見学をしたいですね。
急に決めた山でしたが、思いがけず静かな山を楽しめました。
動物関係では、いろいろとドキドキしましたが。
きのこに関しては、もうお手上げ。
ちょっとずつ勉強しようかな・・・これからが楽しい季節ですものね。
8月の北アルプス以来の歩きでしたので、しっかり筋肉痛に。
やっぱり歩き続けるって大事だな~
Posted by tomomi 登山 | Permalink|[2015/09/08]
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