裏銀座～雲ノ平～読売新道 2015.8.2～6 5日目

いよいよ最終日です。
下山するのは寂しいけれど、最後までしっかり歩こう♪

今日は渡し船に乗るなんていうイベントも待ち構えていますが、
針ノ木谷の始発が6時20分、その次が10時20分です。

昨日、雨が結構降ったので足場が悪くなっていそうです。
ということで、始発はやめて10時20分を目指します。

朝はノンビリ～
よく休みました・・・

7：30　奥黒部ヒュッテ　出発

丸太が濡れていて滑ります。
この先もっと気をつけないと！（特に私）

ヒュッテのご主人に、出発して20分くらいのところが注意と言われていました。
このあたりでしょうか？

滑らないように必死になっています。

しっかり歩けば大丈夫ですが、このあたりも必死な私。
歩くことにひたすら集中。

ほっと一息

あんなところを歩いてきたのか・・・

ハクサンオミナエシ（白山女郎花：オミナエシ科　オミナエシ属）

長いはしごの下り。
腹筋に力をいれて、一歩一歩確実に降りてきます。

登山道の整備は本当に大変でしょう。
こうやって、歩けることに感謝ですね。

9：10　平ノ渡場

すでに10人以上の方々が待っています。
あと1時間以上待たないといけません。
座って、皆さんとおしゃべりしながら待ちました。

景色を眺めるのみ・・・

やっと来たよ～
時間はぴったり。

案外大きくて、びっくり。
全員乗ることができました。

それでは対岸へ。

10分ほどでしたが、なんだか楽しかった♪

平ノ小屋に立ち寄り、ジュースをごくり。

10：55　平ノ小屋　出発

もう終わったかのような気持ちになりかけましたが、
ここからまだ3時間以上あります。
黒部湖の周りをゆるやかに歩きます。

でも、こんなところも。

もうないと思っていた梯子。何ヶ所かありました。
ぐぐっと下った後は、必ず登りが待っています。

木の根っこが露出。

ミヤマシシウド（深山猪独活：セリ科　シシウド属）

ブナ林

ホツツジ（穂躑躅：ツツジ科　ホツツジ属）

のたのた歩いていますね。

河原で一休み
冷たい川の水で顔を洗って、さっぱりです。

シナノナデシコ（信濃撫子：ナデシコ科　ナデシコ属）

14：00～05　ロッジくろよん
あとちょっとなんですが、最後の休憩。
この先の道は舗装されていました。




黒部ダムまでもう少しとなりました。

このあたりは観光客で大賑わい。

14：30　黒部ダム
放水しているのを見るのはずいぶん久しぶりです。

トロリーバスに乗り、扇沢まで。
その後タクシーで七倉に行って、車を回収です。
そのまま、七倉山荘のお風呂で汗を流しました。
とてもキレイなお風呂で気持ちよかったです。






楽しかった5日間の縦走が終わってしまいました。
でも、終わりがあるからこそ楽しいのですよね。

午後に雨が降った日があったものの、行動中に雨に濡れることもなく、
5日間歩くことができました。
予定通りにすべて歩けたこと、毎日元気に楽しく歩けたこと、
それができたのも天気がよかったおかげです。

ただ歩く。それだけなんですが、
計画、準備、そして山での行動と、考えることはたくさん。
すべてが楽しかったなぁ～

素晴らしい景色や、嬉しい出会いに、
心も体も、普段たまっている毒素を抜き取ってもらったかのような。
また山に行こうと心から思った次第です♪