浅間山（前掛山） 2013.7.14 その2

登ったり～、下ったり～
で、今また登っています。

歩いてきた道が見えるのは嬉しいけれど、
またあの平坦なところまで戻ってくると思うと・・・

もくもくと登るのみ。
浅間山荘からの登山者も合流し、人気の高さがうかがえます。

10：30　浅間山への分岐
もちろん立ち入り禁止の看板がありますので、浅間山へは行きません。
雨がポツリポツリと降ってきましたが、わずかだったので気にせず前進！

風が強くて、体が冷えます。
なので、ぐんぐん歩くよ！

k-taも風に負けないように歩いてます。

噴煙があがっていました。

12：50　前掛山　

寒いので少し景色を眺めて、すぐに下山です。

11：10～11：30

2棟あるシェルターのそばで、ランチタイム。
雲の隙間から見える青空が恨めしいくらいの寒さ。
雨具を一枚羽織れば大丈夫な程度ですが、
毎日下界で暑い思いばかりしていたので体がついていけません！

来た道を、もくもくと下ります。

まつぼっくり♪

12：10　前掛山登山口
ここは2090ｍですから、2524ｍの前掛山まで430ｍの高低差です。
これで2つ目のピークが終了～

グンナイフウロ（郡内風露：フウロソウ科フウロソウ属）
湯ノ平高原で見つけたときは、とても嬉しかったのですが、
この先あまりに沢山咲いていて、さらに大喜び♪

12：25　湯ノ平口

さぁ、最後の登り返しです！300ｍだよ～
とは言っても、トーミの頭の岩がずいぶん高く見えるのですよ。

シシウド（猪独活：セリ科シシウド属）
これから、もりもりと出てくるところだね。

急坂な上に、暑い・・・

暑い・・・

そんな中、疲れを忘れさせてくれたのがお花たち♪

あざみの蕾、ぎゅっとしてキレイ。

シャジクソウ（車軸草：マメ科シャジクソウ属）

ヤマオダマキ（山苧環：キンポウゲ科オダマキ属）

テガタチドリ（手形千鳥：ラン科テガタチドリ属）

ミネウスユキソウ（峰薄雪草：キク科ウスユキソウ属）

ハコネコメツツジ（箱根米躑躅：ツツジ科ハコネコメツツジ属）
（訂正）
チョウジコメツツジ（丁字米躑躅：ツツジ科ツツジ属）ではないかな・・・
自信はないのですが・・・
花冠が筒状で４裂、雄しべが４個で花冠から飛び出していないので。
前週の乾徳山で見たものはハコネコメツツジだと思います。
花冠が５裂、雄しべが５個、花や葉に細かな毛が生えていました。（2013.9.26追記）

13：20～13：30　トーミの頭

本日3度目の大きな登りが終了です。
暑かったけれど、お花が沢山で楽しみながら登れました！
あとは表コースで登山口の車坂峠まで。

最後にしっかりと眺めておきましょう～

表コースもお花が沢山。

ゴゼンタチバナ（御前橘：ミズキ科ゴゼンタチバナ属）

ウソ（鷽）
しばらく楽しませてくれました。

急なガレ場を下って行くと、ぱっと視界が開けるところに。
遠くにピンク色のお花が見えるなぁ～まさか！

コマクサ（駒草：ケシ科コマクサ属）です。
咲いているなんて思っていませんでしたから、びっくり。
しかも、ずいぶん立派な株ですね～お見事♪

前掛山で寒かったのがウソのよう・・・
じんわり汗をかいています。

14：30　車坂峠　到着

なんやかんやとしっかり歩きました。
400mほどの標高差の山を3つと考えると、なかなかですね。
あともう一回登り返しがあったら・・・むむむ・・・

午後にはくずれるかと思っていましたが、天気ももちました。
展望もそこそこありましたし、お花もたくさん。
コースの変化もあって、一日でいろいろ楽しめる山ですね。

ギリギリで決めた行き先でしたが、大満足です。
天気が期待できず、泊まりでの山行は断念したけれど結果よかったね。

天気と行きたいところが、ピタッと合うのが一番だけど、
そうじゃなくてもこんなに楽しめるんだから、やっぱり山ってすごいな～

本日もお疲れさま！